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Bitcoinを基準にあらゆる仮想通貨のリアルタイム情報を図示したデータベース「CryptoMaps」


仮想通貨のパイオニアであるBitcoin(ビットコイン)の成功を受けて、雨後のたけのこのように次々と現れてもはや収拾がつかないほど多くの仮想通貨が誕生しています。数多くの仮想通貨の情報をまとめて検索しやすくするべく、名の知れた仮想通貨からマイナーな仮想通貨まで、ビットコインとの時価総額を比較するサイズで仮想通貨群を1枚の地図のようにまとめた仮想通貨データベース「CryptoMaps」が登場しています。

CryptoMaps.org • Cryptocurrency Market State Visualization
http://cryptomaps.org/


CryptoMapsは、仮想通貨の指標を指定する左ペインと、各仮想通貨を長方形で図示した右ペインから成ります。


右ペインの画像は、各仮想通貨が時価総額に比例した大きさで長方形で描かれています。長方形は指定した期間に15%以上値上がりした場合は「明るい緑」、15%以上値下がりした場合は「赤」など、値動きに応じて色分けされています。


各仮想通貨の長方形にマウスカーソルを合わせると、詳細な情報が表示されます。例えば、ビットコインを表す「BTC」は24時間で7.52%の値上がり、Market Cap(時価総額)は約700億ドル(約7兆7000万円)、Volume 24h(24時間の出来高)は約18億7500万ドル(約2兆1200億円)だとわかります。


なお、各仮想通貨は使用されているアルゴリズムによって分類されています。


ビットコインに比べると時価総額が小さいため極小の長方形が多数表示されていますが、それぞれが各仮想通貨を表示しています。マイナー通貨を右ペインから探し出すのは至難の業と言えそうです。


そこで活用すべきなのが左ペイン。タブの下にある「Search all」をクリックすると、各仮想通貨がプルダウン表示されます。


例えば、「CuccioneCoin(GCC)」という聞き慣れない仮想通貨を指定すると、右ペインの画像が拡大されて、GCCにハイライトが当たるので、簡単に目当てのマイナーコインの情報を調べられます。


他にも左ペインには仮想通貨市場全体の「Market Cap(時価総額)」や「Volume 24h(24時間の出来高)」が表示されています。


また、情報を見る期間を「1h performance(1時間)」「24h performance(24時間)」「7days performance(1週間)」の中から選んだり……


オリジナルのブロックチェーンを使う「Coins」や……


既存のブロックチェーンを流用する「Tokens(トークン)」のみを表示させることも可能です。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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