ホームボタンがなくなるとされるiPhone 8で「ホームボタン周りはどうなるか?」というコンセプトイメージが秀逸
初代iPhoneの発売から10年を迎える2017年に登場すると考えられている次期新型の「iPhone 8」は、ホームボタンがなくなりベゼルレスの大画面端末になるとウワサされてきました。実際、Forbesがサプライチェーンから入手したデータによりiPhone 8からホームボタンが廃止されることはほぼ確定と考えられており、ホームボタンの代わりにディスプレイ下部には「ファンクションエリア」が採用されることになるのではと推測されています。そのファンクションエリアがどのようなデザインになるのかを、デザイナーのJohn Calkinsさんがコンセプトイメージに起こしており秀逸な仕上がりとなっています。
Concept - iOS 12 on iPhone Pro on Behance
https://www.behance.net/gallery/55819385/Concept-iOS-12-on-iPhone-Pro
New iPhone 8 concept imagines ‘HomeBar’ for virtual Home button, dark mode, and more | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2017/08/16/iphone-8-ios-12-concept-images/
Calkinsさんが作成したコンセプトイメージは、ホームボタン周りだけでなく次期OSの「iOS 12」を搭載したiPhone 8(CalkinsさんはiPhone Proと呼称)がどのようなものになるのかをイメージしたものとなっています。
ホームボタン周りは「HomeBar」と名付けられており、これまでホームボタンが配置されていた位置にバーチャルのホームボタンが置かれています。そして、その両サイドのこれまではただの余白だったスペースに、通知とアプリのショートカットが配置されているのがわかります。もちろんHomeBarに何を表示させるかはユーザーがカスタマイズ可能となっているそうです。
HomeBar上に天気予報やタイマーを表示させたり、電話をかけたりSiriを使ったり音量を調節したりすることも可能。ホームボタン周りがデジタル化するだけで、iPhoneの利便性はかなり高まりそうです。
HomeBarからもアクセス可能となる通知は、アプリごとに分けて表示されます。
さらに、次期iPhoneはOLEDディスプレイを搭載することになるので、日付・時間・通知などの重要な情報のみ、ディスプレイ上に常時表示しておくことも可能。これはGalaxyシリーズの「Always on Display」機能と同じようなものと考えられます。
その他のアプリでもHomeBarエリアに操作用のアイコンなどが配置されており、デッドスペースを有効活用していることがわかります。
これらはすべてCalkinsさんが作ったコンセプトイメージであり実際のiPhone 8およびiOS 12がどのようなものになるかは不明ですが、ホームボタンがなくなるだけでもスマートフォン上の限られたスペースをより有効活用できるようになることはしっかり伝わってくるので、確かにAppleなら本当にやりそうです。
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