イスの座面に投げたボールをのせるシンプルなゲーム「Chairball」に熱中する大人たち
少し座面部分が凹んだイスを壁にくっつけて置き、離れたところからボールを投げて座面上にうまくのせるというゲーム「Chairball」が、アニメ「RWBY」などで知られるRooster Teeth社内で大流行しているようで、その技術力を活かして独自のスコアボードシステムやトーナメント表を作って盛り上がっている様子がYouTubeで公開されています。
CHAIRBALL: THE GAME - YouTube
Rooster TeethのデザイナーでChairballの『共同創業者』であるアンディ・コルテスさんがルールを説明してくれます。
プレイヤーは壁際に立って、反対側の壁際に置かれたイスに向けてボールを投げます。
ボールの勢いをうまく殺して座面の上に乗せることができれば3点ゲット。乗らなくてもイスに当たれば1点です。
3点だとプレイヤーも観客も大喜び。
「公式スコアボード」も設けられています。
これがゲームエンジニアでスコア担当のジェフ・チャンバーレインさん。
手元には青・白・赤の3つのボタンが用意されていて……
ボールが乗ったら青のボタンを押します。
同じように、イスに当たれば白、当たらなければ赤を押せば、それぞれスコアが加算されます。ホワイトボードを使うだけでもよさそうなのに、わざわざ作ってしまうあたりの大人の本気が素晴らしい。
こちらはトーナメント表。アニメ制作チームとゲーム制作チームがお昼時に集まって楽しんでいるというChairballですが、とても息抜きの遊びとは思えない力の要れ具合。
コルテスさんと同じChairballの『共同創業者』であるブライアン・ライリーさんも参戦していますが……
ボールは座面から転がり落ちて……
ガックリ。
対するアートディレクターのパトリック・ロドリゲスさんはChairballの「新人」。
しかしこのボールは見事座面に乗り……
大騒ぎ。
勝って踊るロドリゲスさん。
決勝はあと1点取れば「悪役」だというVFXアーティストのクエンティン・ホルツさんが勝つという局面に。
1点ならイスに当てればいいだけ。ここはホルツさん、落ち着いてしっかりイスに当ててポイントを獲得。
優勝賞品の葉巻をもらってこの表情。
「大会」が終わると、みんな仕事へと散っていきました。
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