Samsungが3月29日に次世代スマホを発表、Galaxy Note7で失った顧客を取り戻せるのか?
現地時間で2017年3月29日、SamsungがGalaxyシリーズの新型スマートフォンを発表するイベントをニューヨークで開催することが明らかになりました。
Samsung will launch the Galaxy S8 in New York on March 29th - The Verge
http://www.theverge.com/circuitbreaker/2017/2/26/14744430/samsung-galaxy-s8-launch-date-march-29-wmc-2017
以下はSamsung公式のイベント告知ページ。これによると、イベントは2017年3月29日にアメリカ・ニューヨークのリンカーンセンター内にあるコンサートホール「ディヴィッド・ゲフィン・ホール」および、イギリス・ロンドンのクィーン・エリザベス・オリンピック・パーク内にあるHere Eastで同時に開催されます。
Galaxy UNPACKED 2017 | Events – The Official Samsung Galaxy Site
ページ上には過去の携帯電話が進化していき……
イベントで発表される新型Galaxyと思しきシルエットが表示されるムービーが埋め込まれています。
また、「This is a phone.(これは電話です)」だけを繰り返す謎のティザームービーも公開されています。
This is a phone. - YouTube
この新型Galaxyスマートフォンの登場について、海外ニュースメディアのThe Vergeは「世界的に大失敗となってしまったGalaxy Note7から挽回するべく、Samsungにとって今回のイベントはとても大きな意味合いをもつものとなります。SamsungにとってGalaxy Note7で失った顧客からの信頼と収入を取り戻すことは非常に重要なことです」と述べています。
なお、このイベントでの発表が期待されるSamsungの次世代フラグシップモデル「Galaxy S8」については、現在の「5.1インチモデルと5.5インチモデル」の組合わせから「5.7インチモデルと6.2インチモデル」に大画面化するという情報があります。
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他にも、Galaxy S8の実機画像がリークされており、これが本物であるなら、ついにディスプレイ下部からホームボタンが消えることとなります。
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さらに、新型のGalaxy S8ではSamsungが発表したばかりの新型SoC「Exynos 9(8895)」が搭載されるとも言われています。
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これとは別に、Samsungは2017年2月27日から開催されるMobile World Congressの中で、新型タブレット端末の「Galaxy Tab S3」とWindows 10搭載の2 in 1ノートPC「Galaxy Book」、Gear VRの新モデルを発表しています。
Specifications and price of Galaxy Tab S3 leak ahead of possible MWC 2017 launch | TalkAndroid.com
http://www.talkandroid.com/308950-specifications-and-price-of-galaxy-tab-s3-leak-ahead-of-possible-mwc-2017-launch/
Samsung unveils a new Oculus-powered Gear VR headset with controller | TalkAndroid.com
http://www.talkandroid.com/310609-samsung-unveils-a-new-oculus-powered-gear-vr-headset-with-controller/
Samsung Galaxy Book 10.6 and Galaxy Book 12 hands-on - GSMArena blog
http://www.gsmarena.com/samsung_galaxy_book_106_and_galaxy_book_12_handson-blog-23642.php
Galaxy Tab S3はAndroid 7.0 Nougat搭載の9.6インチタブレットです。画面のアスペクト比は4:3で、解像度は2048×1536。Samsung独自開発のExynos 7420を搭載するというウワサもありましたが、プロセッサにはSnapdragon 820を採用しており、メモリ(RAM)は4GB、インカメラは5MP、メインカメラは12MP、端末の薄さは5.6mmになるとのこと。本体価格は600ドル(約6万7000円)前後になるとみられています。
Windows 10搭載ノートPCである「Galaxy Book」からは、10.6インチモデルと12インチモデルの2つが登場。デザインやスペックはGalaxy Tab S3と似通っていますが、専用スタイラスであるSペンとキーボードの両方が付属しています。本体筐体はアルミニウムで、 USB Type-C 3.1ポートを搭載しており、それぞれにWi-FiモデルとLTEモデルが存在します。
Galaxy Book 10.6の本体サイズは横261.2mm×縦179.1mm×薄さ8.9mmで、重量はWi-Fiモデルが640g、LTEモデルが650g。10.6インチTFTフルHD(1920×1280)ディスプレイ搭載で、CPUは第7世代Intel Core m3プロセッサ(デュアルコア、2.6GHz)、RAMは4GB、ストレージは64GBもしくは128GBのeMMC、外部ストレージに最大256GBのmicroSDカードを利用できます。バッテリーは30.4Wで最大10時間動作可能。
Galaxy Book 12の本体サイズは横291.3mm×縦199.8mm×薄さ7.4mm、重量はWi-Fi・LTEモデルともに754g。12インチSuper AMOLED(2160×1440)ディスプレイ搭載で、第7世代Intel Core i5プロセッサ(デュアルコア、3.1GHz)採用。RAMは4GBもしくは8GBを選択可能で、ストレージは256GBのeMMC採用で、外部ストレージに最大256GBのmicroSDカードを利用できます。バッテリーは39Wで最大10.5時間動作可能です。
10.6インチモデルは5MPのインカメラのみ搭載ですが、12インチモデルにはインカメラに加えて13MPの背面カメラも搭載されています。
本体はアルミニウム製なので高級感もあり、スタイリッシュな印象。Sペン&専用キーボード搭載。キーボードは専用の端子でタブレット本体と接続して使用するので、バッテリーはタブレット本体から供給されます。
キーボードを閉じるとこんな感じ。キーボードの端にSペンを収納するスペースがあります。
これに加え、Samsungは「Gear VR」の新モデルも発表しており、新モデルでは新たにタッチパッド搭載のコントローラが付属します。ほとんどのスペックは2016年に発表されたモデルから変更ありませんが、視野角が96度から101度に拡大されており、使用可能なスマートフォンはGalaxy S7、S7 edge、Note5、S6 edge+、S6、S6 edgeです。
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