著名デザイナーやタイポグラファーによるデザインの参考になる名言＆アドバイス

By International Debate Education Association

デザイン関連雑誌Printで編集を務めるZachary Petitさんが、長年かけて集めた「デザインに関する名言」を紹介しています。

89 Essential Quotes About Design - Print Magazine
http://www.printmag.com/imprint/89-essential-quotes-about-design/

◆ポーラ・シェア
「描くのは数秒だが、数秒で描けるようになるのに34年もかかった」

「仕事は頭の中からテーブルの上に出なければならないので、心からやり遂げる必要があります」

◆ジョルジュ＝ルイ・ルクレール・ド・ビュフォン
「天才とは忍耐できる者の事なのです」

◆ウィリアム・バーンバック
「模倣は商業的な自殺行為になりかねない」

「我々の仕事は死んだ事実を蘇らせることです」

「良い広告や悪い広告などはありません。 ある時点で良いものというのは、別のタイミングでは悪いものになることがあります。そして、 研究はあなたを過去に閉じ込めてしまいます」

「ルールとはアーティストが壊すものです。記念すべきものというのは、決して定式の中からは生まれません」

「アイデアはそれに触れる才能によって、ほこりにも魔法にも変わる可能性がある」

By Liber the poet

◆ソール・バス
「私は自分が行うこと全てが美しくなることを望みます。クライアントがその価値を理解しているかどうかや、クライアントが何に価値を見いだしているか、あるいは何が価値があるものなのかは気にしません。それが私にとって価値のあるものです。それが私の人生観です。私は誰もが気にかけなくても、美しいものを作りたいんです」

「好奇心や自主性、激しさにより創造的な衝動が養われる時、興味深いことが起きます」

◆デイヴィッド・オグルヴィ
「バントしないで。場外ホームランを狙って」

「私は文法のルールを知りません。 人々に何かをするように説得したり、何かを購入させようとしたりするなら、あなたは彼らの言葉を使うべきです」

「テレビで見る乱雑な広告の多くは委員会の作ったもの。 委員会は広告を批判することはできますが、広告を作成することは許されるべきではない」

◆ニール・ドグラース・タイソン
「私が1番一緒に仕事をしたくないのは、『それは私の職務内容にありません』と言う人です」

◆アンドレ・デビュース三世
「あなたが疑問についてより深く考えれば考えるほど、より興味深い疑問が沸いてきます。私はそれは芸術の仕事であると考えています」

◆ジュール・ルナール
「スタイル(手法、型)とは、全てのスタイルを忘れることです」

◆デイビット・カーソン
「デザインに関して直感的なセンスを持っていない場合、自分を『情報設計者』と呼んでヘルベチカだけを使用して下さい」

「グラフィックデザインはロックンロールのあとに世界を救うだろう」

By Luiz Gustavo Hafemann

◆チャールズ・イームズ
「ニーズを認識することはデザインにおける第一の条件です」

◆アレック・イシゴニス
「ラクダは委員会によってデザインされた馬である。(さまざまなアイデアを盛り込むことで結果的に何がなんだか分からない不細工なものが出来てしまうという意味)」

◆ジョー・スパラーノ
「良いデザインは明らかです。素晴らしいデザインは透明です」

◆ミルトン・グラサー
「デザインには3つの反応があり、それは『イエス』『ノー』『ワオ』の3つ。『ワオ』を目指してデザインしなさい」

「確実さとは、心の閉鎖です。何か新しいものを作る際は、常に疑問を抱く必要があります」

◆Valerie Pettis
「デザインとは『ビジネスとアート』『芸術と技術』『直観と理性』『概念と詳細』『陽気さと堅苦しさ』『クライアントとデザイナー』『デザイナーとプリンタ』『プリンタと社会』といったものの間の魔法のバランスを探し求めることです」

◆フィリップ・ロス
「地獄へ至る道は進行中の作業で舗装されています」

◆マシュー・カーター
「ことわざにもある通り、書体は文字の美しい仲間であって、純文学の仲間ではありません」

By liz west

◆ロバート・ブリングハースト
「ミュージカルパフォーマンスの鍵がその構成にあるように、タイポグラフィーの鍵は文学にあります。解釈というのは、本質的に洞察または鈍感さとの無限の機会に満ちています」

「タイポグラフィーは時代を超えて時間をつなぐ視覚的な言語形式です」

◆エレン・ラプトン
「読者は通常、識字能力の習慣に沿ってしまうので活字のインターフェイスを無視します。 しかし、時々インターフェイスがそれを失敗させることがあります。タイポグラフィはそれ自体を明白にすることによって、ページ、スクリーン、場所または製品の構成とアイデンティティを照らし出すことができます」

◆ミルトン・グラサー
「私が幸運だと思うのは、自分自身がいまだに驚きを感じること、私を驚かせるようなものがあることです。基本的にそれを学んでいないことを認めなければなりませんが、そうすることで学習の可能性は消えず、芸術にとって大きな利点になると思います」

◆ネヴィル・ブロディ
「デザインは目にとってはちょとしたトリック以上のもので、脳にとってはちょっとしたトリックです」

◆アンリ・マティス
「一差しの赤は、バケツ一杯の赤より赤い」

By Asja Boroš

◆ヤコブ・ニールセン
「ダメなウェブサイトは無愛想な売り子のようなもの」

◆ニール・ゲイマン
「真実はアイデアではない、決してアイデアではない、それは常にあなたが行うことだ」

◆ジョン・ケージ
「芸術というのは、生き物を試してみるある種の実験場所のようなものだ」

◆アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ
「完璧なものというのは、もはや加えるものがなくなったときにできあがるのではなく、取り去るものがなくなったときにできあがるものである」

◆ポール・ランド
「デザインはとてもシンプルなもの。それ故とても複雑になります」

「一般人は良いデザインよりも悪いデザインに精通しています。 実際、悪いデザインを好むことに慣れており、なぜならそれが生きていることだからです。 新しいものはことは脅かされる一方、古いものは安心感を与えます」

「デザインは全てです。全て！」

◆スコット・アダムス
「創造性とは自分自身に失敗することを許すことである。芸術とはどちらを残すべきかを知ることである」

◆アラン・フレッチャー
「書体は拘束服の中のアルファベットです」

◆サラ・ゲン
「好きな色を持つことは、好きな肺を持つようなものです」

◆ロビン・マシュー
「デザインとは科学と芸術が壊れる場所である」

By Jonas John

◆レイ・ブラッドベリ
「目覚まし時計は必要ありません。私のアイデアが私を起こしてくれます」

◆マシュー・バターイック
「深宇宙が色ではないように、タイムズ・ニュー・ローマンはフォントのチョイスにはなり得ません」

◆トーマス・J・バラット
「どんな愚か者でも石鹸を作ることができますが、それを売るには賢い人が必要です」

◆マリアン・バンジェス
「自分の扱う仕事をより自分個人のこととして処理することで、より成功することができます」

◆ロバート・L・ピーターズ
「デザインは文化を形成します。文化は評価を形作ります。評価は未来を決定します」

◆ジャック・ケルアック
「天才は生まれ、才能は授けられます。レンブラントやヴァン・ゴッホが夜に見たものを再び見ることはできません」

◆エリク・ケッセルズ
「もしも世界にひとつの書体しかなかったとしたら、それは面白くないことだろうか？デザイナーはファンシーな書体でデザインを覆うのではなく、デザインの背後にあるアイデアについて考える必要が出てきます。 すると、ひとつの普遍的な書体がデザイン上の派手な空虚を取り除いてくれるでしょう。 もちろん、普遍的な書体はヘルベチカでなければいけません」