ハードウェア

Nintendo SwitchでVRコンテンツを楽しめる可能性が任天堂の特許出願から浮上


任天堂がヘッドマウントディスプレイ関連の特許を出願したことがわかりました。2017年に発売する予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」でのVR体験に使うオプション品ではないかと予想されています。

Nintendo files multiple Nintendo Switch patents (controller, dock, architecture*) - NeoGAF
http://www.neogaf.com/forum/showthread.php?t=1325344

Nintendo Switch patents suggest possibile head-mounted VR accessory | Ars Technica
http://arstechnica.com/gaming/2016/12/nintendo-switch-patents-suggest-possibile-head-mounted-vr-accessory/

NeoGAFのフォーラムに提示された情報によると、任天堂が2016年6月10日に出願した特許の中に、ヘッドマウントディスプレイのような機器の図解が含まれているとのこと。このヘッドマウントディスプレイには、タブレットを装着するスペースが設けられており、SamsungのGear VRのようにモバイル端末を活用したVRコンテンツ用途の機器だとみられています。


任天堂の次世代機Nintendo Switchは、据え置き機としてだけでなくJoyConと呼ばれる専用コントローラーを分離して本体にドッキングさせることでモバイル端末として屋外でのゲームにも対応することが発表されています。今回明らかになったヘッドマウントディスプレイタイプの機器は、特許の技術説明に、Nintendo Switchの専用コントローラー・JoyConに関する記述があることから、6.2インチサイズディスプレイを搭載するNintendo Switchを装着してVRゲームを楽しむためのアクセサリーと考えるのが自然です。

すでに任天堂が出願した特許の中に、ディスプレイから飛び出すボールを使って野球のようなゲームを楽しむという特許の説明資料があったことから、Nintendo SwitchでVRゲームを楽しめるという可能性は十分ありそうです。もっとも、Nintendo Switchのディスプレイは720pであるというリーク情報があり、この走査線の数はOculus Riftの初期モデルでさえ走査線が800あったことから考えるとVRコンテンツの再生に使うにはスペック不足ではないかとの指摘もあります。


特許出願された技術がすべて実用化・製品化されるわけではありませんが、今回明らかになったヘッドマウントディスプレイタイプの機器の出願特許には、 Nintendo Switchの専用コントローラー・JoyConに関する記述が含まれていることから製品化を期待せざるを得ません。

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in ハードウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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