ハードウェア

マリファナや野菜を自宅で簡単に育てられる全自動栽培ボックス「Leaf」


アメリカでは一部の州でマリファナ(大麻)の合法化が進んでおり、許可されている州ではマリファナを使用だけでなく栽培まで行うことができます。マリファナに限らず、植物をうまく育てるには知識や経験が必要とされるものですが、何の知識もなく自動でマリファナなどの植物を育てられ、スマートフォンから管理もできるという全自動栽培ボックス「Leaf」が登場しました。

Leaf: The Automatic Home Grow System For Medical Plants and Food
https://getleaf.co/

Leafでどのように植物が育てられるのかは、以下のムービーを見るとわかります。

LEAF - Change the Way You Grow - YouTube


「自動であなたの『お薬』を育てましょう」ということで、小型冷蔵庫くらいの真っ白な箱がLEAF。


スマートフォンの専用アプリのボタンを押すと……


照明をオンにするなど、遠隔操作にも対応しています。内部にはカメラも設置されており、スマートフォンで庫内をチェックすることも可能。


庫内の温度と湿度は細かく調整できます。


専用の肥料カートリッジから自動で必要な栄養を供給。


水道からホースを接続しておけば……


自動で水が入れ替えされるので、常に新鮮な水を植物に与えることができます。また、水道がなくても手動で入れ替えることも可能です。


カーボンフィルターを搭載しているので、匂いが強い植物を育てても問題なし。


採集のときはアプリから再生できるムービーの通りにすればOK。成長サイクルはおよそ3~4カ月で、一回の採集で4オンス(約113g)のマリファナをゲットできるとのこと。


乾燥モードに切り替えれば、高品質な医療用大麻として仕上げることができます。


中でマリファナを育てているとはとても思えないスマートなデザイン。


家の角に設置するとこんな感じ。


水道は接続できなさそうですが、クローゼットの中に設置するのもアリです。


なお、LEAFはマリファナだけでなく、水草・ケール・チェリートマト・唐辛子・ミント・いちご・バジル・ほうれん草など、いろいろなハーブや果物や野菜を育てることも可能です。


LEAFは2017年9月に登場する予定で、ウェブサイトから予約注文を受け付けています。価格は2990ドル(約33万9000円)となっており、予約時にデポジットとして300ドル(約3万4000円)が必要です。発送できるのはアメリカとカナダのみに限られています。

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