レゴブロックで作ったスケートボード「LEGO SKATEBOARD」で実際にトリックを決めまくるムービー

レゴブロックを使って実用性のあるものを作るということがよく行われますが、スケートボードをレゴだけで作って、実際にスケートボーダーが「さまざまなトリックを決められるのか？」を検証する試みが行われています。レゴ・スケートボードは、通常のスケートボードよりも重く、特異なしなり方、たわみ方をしますが、乗りこなすのは不可能ではなさそうです。

レゴブロックでスケートボードのデッキを自作する様子は以下のムービーで確認できます。

LEGO Skateboard For Braille Skateboarding - YouTube

作業台の上に、ドーンと材料が置かれました。レゴのパーツを使ってスケートボードを作ろうというわけです。

幅は9インチ(約23センチメートル)で、長さは30インチ(約76センチメートル)。

10インチ(約25センチメートル)四方の板状のレゴブロックを並べて、ブロックをずらしながら層状に積み重ねていきます。

樹脂をカップにとって……

ブロックの上にドバーとかけたらハケで伸ばします。

ブロックを半分重なるように積んで……

パチパチっとブロックを固定。

端の部分はカット。

スケートボードの原形が出来上がりました。

裏側から見ると、ボードを3枚つなぎ合わせたのがわかります。

裏向けて、ボードを作業台に固定したら……

バーナーであぶって……

ゆっくりと折り曲げます。

反対側も同じく火であぶって……

折り曲げます。

レゴはプラスチック製なので、熱が冷めると固まります。

両サイドが折れ曲がり、スケートボードらしくなりました。

しかしこの状態では非常にもろいので、2X4のブロックや……

2X2のブロックを使って補強するとのこと。

またもや樹脂をドバー。

端をぐるりと取り囲むように、2X4のブロックを敷き詰めます。

折れ曲がった部分にも。

装飾するかのように、市松模様に2X2のブロックを並べていきます。

折れ曲がった部分には、たっぷりと樹脂を詰め込んでいます。

中央部分には、水色のビーズ上のブロックで「braillo」と文字を描いたら……

樹脂をかけていきます。

完全にビーズが沈むまで、たっぷりと樹脂で埋めました。

樹脂が乾いて硬化すれば、デザイン性が大きくアップします。

強度を試すかのように、テール部分で固定しています。

最後に角をグラインダーで削り落とします。

こんな感じ。

削り取れたくずは樹脂で固まってしまうようです。

ということで、レゴを使ったスケートボードのデッキ部分が完成。

レゴでできたスケートボードに実際に乗ることができるかどうかは、以下のムービーで確認できます。

A NEW LEGO SKATEBOARD! | YOU MAKE IT WE SKATE IT EP 50 - YouTube

スケートボーダーに、大きな荷物が届けられました。

中の手紙を読むと、「このボードはレゴだけで作られています」

中から、あのレゴ・スケートボードが出てきました。

中央の装飾部分はかなりイケているようです。

レゴでできたデッキを手にして、スケートボーダーも納得のデキの模様。

ドリルでホイール部分を取り付けます。

表面にはナットが見えていますが、レゴのブロックの突起に見事にマッチしているようです。

折れ曲がった部分を指さして「溶けているね」

前後にホイールを取り付けて、ついにレゴ・スケートボードが完成しました。

さっそく乗ってみることに。

おそるおそる滑り出すと……

普通に滑ることができました。

スロープも……

見事にクリア。

意外なことに、問題なく滑れるようです。

ランプでドロップインを試すことに。

最初の挑戦では……

あえなく失敗。レゴでできたデッキは重く、しなり具合も独特なので、勝手が違う模様。

しかし、何度かの挑戦で……

成功。コツさえつかめば乗りこなせるようです。

中央の樹脂部分に亀裂が入り始めました。

スローモーションで見ると、デッキがとんでもないくらいたわんでいるのが確認できます。

亀裂は遠目にもわかるくらい、深く、大きくなってきました。

そして、何度目の挑戦で……

ついに成功。

喜びのポーズ。

スローモーションで見ると、デッキのねじれ具合がよくわかります。

しかし、ここまでのトリックに耐えてきたレゴ・スケートボードにも、ついに限界が訪れます。

しかし、ステップの位置を変えると元通り。意外なほどの柔軟性。

ぼろぼろになりかけたところで、ボーダーをチェンジ。

さっそうとスロープを駆け下りた少年は……

階段で……

大ジャンプ。

あえなく失敗に終わりました。

再チャレンジも……

失敗。勝手が違うため、苦戦しています。

レゴのブロックが脱落し始めました。

階段を滑り降りようとすると……

フロント部分からボキっと折れてしましました。

かなりの重傷の模様。

ということで、トドメを刺すことにします。

トリックの数々に、ひん曲がるレゴ・スケートボード。

折れ曲がりながらも、復活する意外なタフさを持っています。

しかし、とうとう……

2つに分裂。

「やったぜ！」とハイタッチ。

それでも少年たちは、トリックに挑戦。

小さくなってしまったスケートボードを器用に乗りこなします。

ということで、レゴ・スケートボードは実際にトリック可能でしたが、1日と保たずに破壊されました。