レゴブロックを使って自分だけのドローンを組み立てられる「Flybrix」
はんだごて等の工具を使用することなく、レゴブロックとモーターを使ってドローンを組み立てられるキットが「Flybrix」です。組み立てにかかる時間はわずか15分ほどと非常に簡単。レゴブロックでできていることから、ドローンがもし不時着して破損しても、再びブロックを組み立てれば復活可能です。
Flybrix | Flybrix Kits Make Your Own Rebuildable Drones using LEGO® bricks
https://flybrix.com/
Flybrixを作ったのはロング兄弟。どのように作られていったのかは以下の映像を見るとわかります。
See Flybrix in action and meet The Wrong Brothers - YouTube
ガレージの中から姿を現した2人組
彼らが「ロング兄弟」です。
子どもの頃から空への憧れがあったようで……
空を飛ぶおもちゃをいろいろと自作。
扇風機に足を付けたドローンもどきのようなものも。
やがてたどり着いたのが、モーターと……
レゴブロックという組み合わせ。
Flybrixの誕生です。
端に丸い穴のあいたブロックにモーターを固定し、プロペラを取り付けて……
飛行に必要な基板をセット。
うまく飛ばないこともありましたが……
やがて、飛行に成功。
壁にぶつかってバラバラになっても……
ブロックをつなげればすぐに復活。
こんな足つきドローンも。
2機連結ドローンもかんたんに作れてしまいます。
ドローンの作例も公開されています。
flybrix showcase - YouTube
これはオーソドックスなモーター6基搭載のドローン。
「夢見て、作って、飛ばす」
これは上向きのプロペラと下向きのプロペラを上下に配置したドローン。
「1つのキットで多くのドローンが作れます」
たとえば、プテラノドンと合体したようなドローンや……
走行もできそうなタイヤ付きドローン
ドラゴン風のドローンなど。
「可能性は無限」
双胴機のようなちょっと変わった形のドローン
「4つ、6つ、8つのモーターのデザインを試せます」
これが6つモーターを搭載した一例
8つ搭載だとこんな形に。
「あなたの創造力を飛ばしましょう」
Flybrixには最初からプログラミング済みの基板がついてくるので、パーツを組み立てて、基板を接続するだけでドローンを飛ばすことが可能。
「Basic Flybrix Kit」はドローンを作れる最低限のレゴブロックと8基のモーター&プロペラ、基板、バッテリー、スマートフォン向け操作アプリなどがセットになっていて、149ドル(約1万5000円)。
「Deluxe Flybrix Kit」にはプロポ(ラジコン用送信機)が加わって189ドル(約1万9000円)。
なお、レゴブロックは手元にあるものを使ってもOKなので、ドローンの形には制限がなく、人によって好きな形にすることが可能。購入にあたっては送料が48.85ドル(約4900円)~78.93ドル(約7900円)必要です。
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