スイッチ一発でトースト・ゆで卵・紅茶・コーヒーが完成して片付けも全自動の「朝ご飯マシン」を自作したおじいさん
トースト・ゆで卵・紅茶・コーヒーを自動で作り、新聞も運んでくれるという、まるでクレイアニメ「ウォレスとグルミット」に登場するような全自動朝ご飯マシン「Sunday Morning Breakfast Machine」を、パイロットの経験を持つおじいさんが自作しています。
Barking mad mechanic made Wallace and Gromit style breakfast machine - YouTube
Sunday Morning Breakfast Machineを自作したのは、元パイロットのピーター・ブラウンさん。人々を笑顔にするために友人と共同でこのマシンを制作したとのことで、作業時間は3カ月間・合計1000時間かかったそうです。
機械の右下には、ゆで卵、トースト、紅茶、コーヒーを作るためのボタンと、新聞を運ぶボタンがあり、それぞれボタンを押すだけで全自動でマシンが動く仕組み。ゆで卵を作るボタンを押すと……
マシン中央にある、卵をゆでるビーカーがぴかっと光ります。
新聞を運ぶボタンを押すと、筒にセットされていた新聞が机の上へと運ばれてきました。
機械の右上には圧力計。ブラウンさんは、Sunday Morning Breakfast Machineのパーツをひとつずつ手作りで制作して、正しく動くことを確認してから合体させたとのこと。
マシンの左側には、コーヒーと紅茶を作るための機械があります。
紅茶を作る際には、カップにお湯を注いで……
ティーバッグを投入。
ティーバッグを上下に動かして紅茶を作ります。
完成するとアームが回り、紅茶を机の前に運びます。
ビーカーのお湯が沸騰すると、カップにのせられた卵がビーカーへと降りていき、4分30秒間ぐつぐつとゆでられます。
ゆで卵の隣では、食パンの表面をこんがりと焼いていきます。
網が小刻みに動いて、パンの表面に焼き目をつけます。
トーストが完成。
卵がゆで上がると、カップにのせられたままテーブルへと運ばれます。
ゆで卵スタンドにセットすれば、朝ご飯の完成です。
片付けも、ボタンをポチッと押すだけ。
食器がするするとゴミ箱へ運ばれていきました。
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