レビュー

ポケモン×ボードゲームでひと味違う戦略バトルが楽しめるスマホゲー「ポケモンコマスター」をプレイしてみた


ポケットモンスターに登場するポケモンのフィギュア(コマ)を使いながら盤上の相手陣地にあるゴールを目指すという、ボードゲームとポケモンを組み合わせた新しいポケモン・フィギュア・ゲーム(PFG)が「ポケモンコマスター」です。2016年4月12日にAndroid版、その一週間後の4月19日にiOS版のアプリがリリースされたばかりなので、実際にどんなゲームになっているのかプレイしてみました。

『ポケモンコマスター』公式サイト
http://www.pokemon-comaster.jp/

◆ポケモンコマスターはこんなゲーム
ポケモンコマスターは、ポケモンとボードゲームを組み合わせた新しいタイプのスマートフォンゲームです。ボードゲームなのでアクションゲームなどのような難しい操作や激しい操作は必要なく、ゲーム中ではフィギュア(コマ)になったポケモンを駆使して頭脳バトルを繰り広げます。


フィギュアの特徴はポケモンによって異なっており、1ターンでたくさん動けるものの攻撃がミスしやすいポッチャマや……


破壊力のあるワザと負けない特殊なワザを持っているものの、機動力がないゴローニャ


「どくどくえき」という特殊ワザで敵をどくどく状態にできるハブネークなど、どれも個性的。レア度が高いポケモンが万能というわけではなく、フィギュアにはどれも一長一短な個性があるのもポイントです。


そしてこれらのフィギュアを使ってどんな風にデュエルを繰り広げるのかというと、フィールド上にあるゴールを目指して互いのフィギュアを動かします。実際にポケモンコマスターをプレイしている様子は以下のムービーで見ることができます。フィギュアの移動やバトルを仕掛けるか否かはすべてAIに任せてしまうこともできますが、自分で考えてフィギュアを動かして勝利する方が何倍も面白いのは言うまでもありません。

ポケモンコマスターでデュエル:勝利編 - YouTube


以下のようにフィギュアを置く場所をミスし、相手に適切な対応をされてしまうと超絶あっけなく敗北してしまうこともあります。

ポケモンコマスターでデュエル:敗北編 - YouTube


◆インストール&初期設定
ポケモンコマスターはiOSおよびAndroid向けアプリとして配信されており、以下から無料でインストールできます。

ポケモンコマスターを App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/id1078819328

ポケモンコマスター - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pokemon.pokemoncomaster

今回はiOS版をプレイしてみます。App Storeにアクセスして「入手」をタップ。


アプリのインストールが完了したら「開く」をタップ。


するとゲーム画面が起動。アプリ起動時は以下のような画面が表示され、小さな子どもが有料アイテムを親に黙って勝手に購入してしまわないように注意を喚起しています。


初回起動時はそのまま利用規約が表示されるので、これを読んでから「同意する」をタップ。


ポケモンコマスターは通知を送信してくるので、通知アリでもOKな場合は「OK」をタップ。


初めてゲームをプレイするので「ゲームスタート」をタップ。


するとムービーがスタート。


画面上で再生されるのは以下のムービーです。ゲームロゴがドーンと表示される前の見せ場のシーンでピカチュウとバトルを繰り広げているのは、なぜかマタドガス。

『ポケモンコマスター』オープニングムービー(PC) - YouTube


ムービー後にゲームデータのダウンロードが始まり、完了すると以下のような画面になるので画面をタップ。


するとさっそくストーリーがスタート。以下のようなキャラクターのセリフが表示されている画面は、画面をタップすることでセリフを読み進めることができるようになっています。また、画面右上の「スキップ」をタップしてストーリーを飛ばすことも可能。ポケモンコマスターではPFGの世界大会が開催され、その大会にプレイヤーが参加する、というストーリーになっており……


最初は謎の「りりしい青年」がゲームの基本となるデュエル(コマを使って戦うバトル)について手取り足取り教えてくれます。


また、ストーリーパートでは以下のようにプレイヤーのセリフを選択する場面が出てくるので、ノベルゲームのような雰囲気も持ち合わせています。


ちなみに「りりしい青年」の名前は「ルカ」。彼もPFGプレイヤーのひとりとして世界大会に参加しています。


ゲーム上でプレイヤーがデュエルを繰り広げるのが、カルモンテ島。


このカルモンテ島に入国する際に、PFG世界大会にエントリーすることとなります。


というわけで、ここでプレイヤーは自分のニックネームを入力。ニックネームはあとからいつでも変更できるので深く悩む必要はありません。テキストボックスに好きなニックネームを入力して「OK」をタップ。


これでPFG世界大会のエントリーは完了。


続いてPFGのデュエルで使える「デュエルセット」を受け取ることができます。セットの中身はポケモンのフィギュア(コマ)が6体と、バトルを有利に進められるようになるプレートが2枚。


さらに、入国管理官から仮面を受け取ります。


そしてプレイヤーの見た目を選択できる画面に。変更できるのは髪型・髪色・肌色の3つで、種類を変えることで赤枠部分に表示されるキャラクターの見た目が変わります。


好みの見た目にセットしたら「OK」をタップ。


さらに、ゲームをサポートしてくれる最新式のAIが登場します。


AIの名前は「カルロ」で、デュエルのサポートを行ってくれます。


◆デュエルの基本操作
というわけで、プレイヤーの名前・見た目が決まったら、さっそく初めてのデュエルがスタート。


バトルの先攻・後攻は赤枠部分にある針を回して決定。


デュエルのルールを教えてもらえる最初のバトルではプレイヤーが先攻になりました。


デュエル画面は以下の通り。


PFGの勝利条件は至ってシンプルで、相手側のゴール(黄色枠部分にある赤色の旗アイコンが描かれたマス)に自分のフィギュアを置くことができれば勝ちとなります。


自分のゴール、つまりは相手が目指してくるゴールは手前の青色マス(黄色枠部分)なので、これを守りながら相手のゴールを奪うのがPFGです。


手前に並んでいる6つのポイントがベンチ(黄色枠部分)で、ここにはデッキにセットしたフィギュアが並びます。先ほどゲットした6体のフィギュアがここに並べられているのがわかります。


各フィギュアをタップすると、画面上部にフィギュアのステータスが表示されます。タップしたフィギュアは「ハリマロン」で、フィギュアの持つ「特性」「ステータス」「フィギュアのレア度(ハリマロンの場合はUC)」「MP(ハリマロンの場合は2)」の他、フィギュア同士のバトルに使用するルーレットが表示されます。


デッキのフィギュアは赤枠部分の2つのエントリーポイントからフィールドに配置できます。


フィギュアは黄色枠部分の数字(MP)分だけ移動させることができるのですが、先攻の初手だけはMPがマイナス1されるルールです。なお、各フィギュアが移動できるマスの数はフィギュアの右下部分(赤枠部分)に小さく表示されています。


フィギュアは自分の考える位置に手動で配置することもできますが、画面下部の「AI」をタップしてAIに自動で動かしてもらうこともできます。


「AIは強力だから、任せてしまっても大丈夫だよ。」とのこと。実際、ポケモンコマスターで使用されているAIは、将棋の現役プロ棋士に勝利した実績を持つ「将棋ウォーズ」のAIを開発したHEROZ株式会社が設計を担当しています。


というわけで、最初のチュートリアルデュエルではAIを使います。「AI」をタップ。


すると、自分のデッキ内のフィギュアがフィールドに配置されました。


続いて相手のターンとなり、フィールド中央の赤枠部分に相手のドードーが置かれます。もう一度「AI」をタップすると……


自分のフィギュアと相手のフィギュアが隣接するマスに止まります。こうなると、フィギュアは先に進めなくなるのですが、代わりにフィギュア同士でのバトルが行えるようになります。


手動でフィギュアを操作している場合はプレイヤーが自らバトルを行うかどうかを判断することになるわけですが、AIを使用している場合はバトルを行うかどうかの判断もAIが行ってくれます。


「この局面は…いざバトルですっ!」ということでAI・カルロはバトルを選択。


バトルではフィギュアの持つルーレットをスピンさせ、出たワザの威力を競います。


以下の場合は相手のドードーの攻撃が威力20の「つつく」、自分のハリマロンの攻撃が威力30の「つるのムチ」だったので……


ドードーを撃破することに成功。ただし、バトルに勝っても相手フィギュアは「気絶」するだけです。


なお、ワザの色が青だと相手の攻撃を回避し、赤だとミスとなります。ミスとなると無条件で相手のワザを食らってしまい、フィギュアが負けてしまうので注意が必要です。


負けたフィギュアはデッキ横のポケモンセンター(赤枠部分)に送られます。ポケモンセンターにいるフィギュアは使うことができないので注意。


フィールド上に複数のフィギュアがそろったところで、AIが別のテクニックを披露してくれます。


以下のように、赤枠部分にある自分のフィギュア(フィギュアの台座が青色に光っているもの)が、敵のフィギュア(フィギュアの台座が赤色に光っているもの)の隣接するマスを全て埋めると……


「包囲」と呼ばれる状態になり、バトルせずに敵フィギュアを倒せます。


バトルはルーレットをスピンさせて行うものなので、どうしても多少の運が絡んでくのですが、包囲を使えば確実に敵のやっかいなフィギュアを倒すことができるというわけ。


さらに、バトルを有利に進めるためのアイテム「プレート」も存在します。


プレートは画面右下に表示されているのでこれをタップ。


プレートは複数種類を使用できますが、今回は「ほのおの脅威」を使用。効果は「ほのおタイプのポケモンの与えるダメージを+20する」というもの。


というわけで、プレートを使ってからバトル用のルーレットをスピンすると……


威力30のつつくが威力50にパワーアップ。これで敵のマリルを倒すことに成功しました。敵のマリルはみずタイプで、自分のアチャモはほのおタイプでしたが普通に撃破できたので、通常のポケモンシリーズのようなタイプ相性は存在しないようです。


これで敵ポケモンを3体撃破したわけですが、3体目のポケモンがポケモンセンターに送られると、1番最初にポケモンセンターに送られたフィギュア(今回の場合はドードー)が、ベンチに戻ります。つまり、ポケモンセンターには2体のフィギュアしか入ることができず、あぶれたフィギュアはもう一度手駒として使用できるようになるわけです。


ただし、ベンチに戻ったフィギュアはウェイト状態になって1ターンの間は使えなくなります。ウェイト状態を示すアイコンはフィギュアの左下に赤枠部分のように示されます。


なお、ポケモンコマスターではAIを使えばかなり楽にバトルを進めることができますが、プレートの使用だけはプレイヤー自ら行う必要があります。なので、戦局を見極めてプレートを使用するのもプレイヤーの腕の見せ所となるわけです。


基本ルールは以上で、あとは相手ゴールにフィギュアが到達すれば勝利となります。


デュエルに勝利すると経験値(EXP)とコインがもらえます。


EXPがたまるとフィギュアがレベルアップしてより強力になります。「次へ」をタップ。


デュエルに勝利すると、ルーレットを回して報酬をゲットすることもできます。「回す」をタップ。


コインやフィギュアも報酬としてゲットできるようになっています。「次へ」をタップ。


というわけでこれでデュエルのチュートリアルは終了です。


◆ホーム画面でできること
続いてゲームのホーム画面にやってきました。


メッセージが届いているということで、赤枠部分のアイコンをタップ。


すると、プレイヤーが受け取ったメッセージを確認できるようになっています。個別のメッセージをタップすると……


ゲーム内で使えるアイテムなどがゲット可能。メッセージには毎日もらえるログインボーナスなどがじゃんじゃんたまっていくので、小まめにアイテムを回収するようにしておくと良さそうです。


既読メッセージは以下のようにグレーアウトします。メッセージの確認が終わったら画面右下の×アイコンをタップ。


続いてホーム画面に表示されている各アイコンの解説。赤枠部分の建物は画面下部のショップと連係しており、ゲーム内のアイテムを使って新しいフィギュアやプレートを購入できます。


プレイヤーの手持ちフィギュアを編成したり確認したりするのは黄色枠部分にある「デッキカウンター」


ゲーム内のショップでフィギュアをゲットする際に使用するダイヤは「ダイヤカウンター」で、購入できます。なお、ダイヤは12個で120円、54個で480円、112個で960円、320個で2400円、720個で4800円、1540個で9800円で、19歳以下の場合は月に1万円分までしか購入不可で、20歳以上でも月5万円分までしかダイヤは購入できないようになっています。


そして、他プレイヤーとデュエルできるのが「ラウンジ」です。


というわけでこれでメインのチュートリアルは終了。ゲームを進めていくごとに細かいチュートリアルがスタートすることはありますが、デュエルの基本操作やホーム画面の各アイコンどのような役割を担っているかの説明は以上です。

◆ホーム画面のその他の要素
初回のチュートリアル終了後は、通常起動時と同じようにログインボーナスを受け取るところからスタート。画面右下の×アイコンをタップして……


インフォメーションを閉じれば……


ホーム画面にやってきます。メインのチュートリアルでは説明がなかった、赤枠部分にある5つのアイコンは左から……


ゲーム内で行われているキャンペーンの情報などが表示される「インフォメーション」


ログインボーナスなどを受け取ることができる「メッセージ」


ポケモンコマスターで自分が所有している、もしくは敵プレイヤーやNPCが使用したフィギュアが見られる「ライブラリ」。記事作成時点ではライブラリには全部で103体のフィギュア存在するようで、ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン全てを使用できるというわけではなさそうです。


ゲーム内の成績が表示される「レコード」


ニックネームやプレイヤーのアバターを変更することができる「オプション」の、5つ。


◆ストーリーを進めるには
PFG世界大会の舞台であるカルモンテ島が映し出されたこの画面がホーム画面。画面下部の「ホーム」をタップすればいつでもホーム画面にもどってくることができます。


ストーリーを進めたい場合は画面上の「NEXT」と書かれた建物をタップ。


するとPFG世界大会を勝ち進む、というゲームのストーリーを進めることができます。クエストをひとつずつクリアしていき、最終的にホテルの最上階にいるボスを撃破するのが当面の目標です。


クエストに挑戦するには、エナジー(画面左上に表示されている緑色のケージ)を使用します。なお、エネジーは時間が経つと自動で回復し、ポケモンコマスターの通知をオンにしている場合はエナジーが全回復するとスマートフォンに通知を送ってくれます。クエストに挑戦するには「挑戦する」をタップ。


すると、デュエル相手のデッキ情報が画面上部に、自分が使用するデッキ情報が画面下に表示されます。なお、デュエルで使用するデッキは複数用意することが可能なので、この画面で自分のデッキが表示されている部分を左右にスワイプすれば他のデッキに変更することも可能。


デュエルの準備ができたら「挑戦する」をタップ。


するとストーリーが展開されます。クエストに挑戦する度にストーリーが進むわけではないので注意。


◆AIに頼らずデュエルする方法
デュエルでは「AI」ボタンをタップすればAIが自動でフィギュアを動かしてくれます。しかし、「せっかくの戦略性のあるボードゲームをAIに任せっぱなしにしてしまうのはもったいない」ということで、フィギュアをプレイヤーが手動で動かすことも可能。

AIに頼らずデュエルを行う方法はとても簡単で、自分のターンになったら動かしたいフィギュアをタップ。すると、フィールド上に移動可能な範囲が緑色に光って表示されます。緑色に光っているマスをタップすると、フィギュアはそのマスまで移動します。


移動後、敵のフィギュアと隣接している場合はバトルを行えるわけですが、これもプレイヤーが自分の手で行うかどうかを決めます。バトルを行いたい場合は、バトルをしかける敵フィギュアをタップ。


すると、ルーレットをスピンして威力を決めるバトルがスタートします。なお、フィギュアを移動させたあとにバトルせずにやり過ごす場合は画面下部の「ターンエンド」をタップすればOKです。


◆クエストを有利に進めるためのコツ
また、クエスト時は対戦相手と自分のデッキの相性を診断できる「デッキ診断」機能が使用できます。通常はコインを支払って診断してもらうのですが……


今回は「デッキ診断チケット」を使用してコインなしで診断してもらいます。


診断結果は以下の通り。1000pt以上で相性が良いと言えるそう。診断結果はポイントで表示されるだけで、どういうデッキ構成にすべきかなどのアドバイスはないのが痛いところです。


◆自分のデッキを編成する
デッキのフィギュアを変更したい場合は画面下部の「デッキ」をタップ。


デッキカウンターでデッキ編成が行えます。なお、デッキカウンターでは他に、フィギュアとコインを消費することで特定のフィギュアをレベルアップさせる「フュージョン」、不要なフィギュアを売却してコインに替える「売却」、所持しているフィギュアやプレートを確認できる「フィギュア一覧・プレート一覧」があります。


今回は「デッキ編成」をタップ。


デッキは複数所持することが可能で、編成するデッキは画面を左右にスワイプすることで切替えることができます。


デッキを編成するには画面下部の「フィギュア編成」をタップ。デッキにセットするプレートを編成する場合は「プレート編成」をタップ。


画面上部の黄色枠部分にある6体のフィギュアが現在編成中のデッキ内容。


画面下部の黄色枠部分にあるフィギュアがプレイヤーが持っているフィギュアの一覧です。


まずはフィギュアをタップすると……


フィギュアが選択状態になります。この状態で「外す」をタップするとデッキからフィギュアを外すことができます。


選択状態のフィギュアをもう一度タップすると、選択状態が解除されます。


デッキ内の他フィギュアをタップすると、デッキ内でのフィギュアの配置順番を入れ替えることが可能。


デッキ外のフィギュアと入れ替えるには、入れ替えたいフィギュア(ビッパ)を選択状態にして、デッキに加えたいフィギュア(バルキー)をタップするだけです。


これでデッキ内のフィギュアを入れ替えることができました。


なお、既にデッキに使われているフィギュアには以下のチェックマークが付きます。なお、チェックマークのついたフィギュアをタップすると、デッキから一発で外すことが可能です。


フィギュアが増えてくるとデッキに加えたいポケモンがどこにいるのかわからなくなってきそうですが、そんな場合は黄色枠部分にあるMPフィルタを使うと便利。選択したMPのポケモンだけ画面上に表示させられるようになります。


例えば「3」をタップしてMPが3、つまりは1ターンに3マス移動できるフィギュアだけを表示させるとこんな感じ。


加えて、MP以外でフィギュアを探したい場合に使用できるのが「一覧操作」です。


これを使うと入手順やレベル順、レア順、デュエル数順、タイプ別ソートなどさまざまな条件でフィギュアを並べ替えることが可能になります。


なお、デッキ編成には3体ルールなどの制限が出てくることもあるようなので、それぞれのルールに沿った最適なデッキを編成しておきたいところです。


◆新しいフィギュアをゲットする方法
PFGで使用するフィギュアはデュエルの報酬でゲットできる場合もありますが、最もお手軽なのはショップで購入する方法です。

画面下部の「ショップ」をタップ。


ここではゲーム内で使えるアイテムの「ダイヤ」を使い、フィギュアやプレートをゲット可能。


今回は「トレボ」をタップしてフィギュアを入手してみます。


トレボはダイヤを消費してフィギュアが入手できる不思議な箱、とのこと。


ダイヤを消費しなくても「トレボチケット」を持っていればトレボを入手できます。


というわけで、チケットを使ってトレボを入手するべく「シングル購入」をタップ。


「はい」をタップ。


画面をタップ。


すると新しいフィギュアをゲット。


入手したフィギュアはタップするとステータスや特性を確認できます。


新しくゲットした「ザングース」の特性は「このポケモンは『どく』『どくどく』状態にならない。」というもの。


その他、フィギュアのレア度やMP、ルーレットのピースがどのような内容になっているかを確認できます。ポケモンによってこのルーレットのピース内容は大きく異なり、「ミスしやすいけど大ダメージを与えられるポケモン」や「ミスが少なく手堅いポケモン」「ルーレットのワザは弱いもののMPが高くて機動力のあるポケモン」反対に「ルーレットのワザは強いもののMPが低くて機動力のないポケモン」など、特徴はさまざま。各ポケモンの特徴をよく把握し、ゴールを目指すフィギュアとゴールを守るフィギュアなど役割を分担させて戦うのが賢い戦略になりそうです。


◆他プレイヤーとデュエル
他プレイヤーとデュエルすることも可能。これに挑むには画面下部の「ラウンジ」をタップ。


ラウンジではラウンジチケットやコイン・ダイヤを消費して挑戦することができる「ランクマッチ」と……


プレイヤーの近くにいる知り合いなどと気軽にPFGで対戦できる「ルームマッチ」の2種類があります。


ランクマッチに挑戦すればランクポイントをためることが可能で、ランクポイントをためてランクを上げればより強い相手とデュエルできるようになります。


◆感想
実際に遊んでみた感想としては、スマートフォン向けのゲームとしての簡易さを「AI」ボタンで維持しつつ、ボードゲームとしてガッツリ遊びたい人のためにマニュアル操作を残しているため、単純明快なボタンをポチポチするだけのゲームとして遊ぶことも可能でありながら、プレイヤーが頭を悩まして一手を考えるボードゲームとしての奥ゆかしさも兼ね備えたゲームになっています。ゲーム中で登場するポケモンフィギュアは「強力なワザを持っているポケモンはコマとしての機動力がない」や「強力なワザと機動力をもっているものの、ルーレットでミスがでやすい」などの特徴があります。さらに、ポケモンによってどのワザが出やすいだとか、ミスを犯す可能性が高いなどの特徴もあるため、どのようにデッキを組むかはとても重要。加えて、ルーレットには攻撃(白)・ミス(赤)・回避(青)の他にも、攻撃に無条件で勝つことができる特殊ワザ(紫)なども存在するので、「レア度が高ければ絶対に強い」という単純な構造になっていないのが面白いポイントです。もちろん、レア度が高いほど強力なワザを持っていたりで「何かと使えるポケモン」ではあるものの、全部が全部そういうわけではないというのがとても重要なポイントになっています。

ただし、これまでのポケモンバトルで重要になっていたタイプ別の相性はバトルの結果に全く反映されないのは少しさみしくもあります。また、序盤は常に同じ形のフィールド上でしかデュエルができないのも少し退屈で、ポケモンの特徴に合わせたフィールドなどが複数用意されるとより戦略性に富んだバトルが展開できそう。なお、優れたAIが搭載されているとの触れ込みでしたが、AIボタンをポチポチ押しているだけでは簡単にNPCに負けてしまうことがあったので、「エネルギーを無駄遣いしたくない!」という人はよく注意しておいた方がよさそうです。

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