難解なパズルを解きながら美麗な無人島を探索する異色パズルゲーム「The Witness」をサクッとプレイしてみました

パズルアクション「Braid」で多くの賞を獲得し、一躍有名になったゲームデベロッパーのジョナサン・ブロウ氏が、7年もの歳月をかけて作り上げたのがパズルゲームの「The Witness」です。The Witnessは無人島に隠された謎を難解なパズルを解いて明かしていくという内容で、なんと650個ものパズルゲームが登場し、その一つ一つがやりごたえ満点とのことなので、サクッとプレイしてみました。
The Witness
http://the-witness.net/
Steam:The Witness
http://store.steampowered.com/app/210970/
◆Steamからダウンロード
The Witnessは記事作成時点で、日本ではSteamからのみのリリースとなります。上記URLを開くと、The Witnessの製品ページが開きます。

ページを下にスクロールして「カートに入れる」を選択。

「自分用に購入」をクリックします。なお、The Witnessは税込3980円です。

購入にはSteamへのサインインが必要。上から「Steam アカウント名」「パスワード」を入力し「サインイン」をクリック。

クレジットカードで購入するので、「セキュリティコード」を入力し「Steam 利用規約」にチェックを入れたら「購入」をクリック。

購入手続きが完了すると、以下の画面が表示されるはず。

次は、PCのSteamクライアントを開き「ライブラリ」を確認。購入した「The Witness」が追加されているので、「インストール」をクリックします。

「デスクトップにショートカットを作成」のチェックを外して「次へ」をクリック。

以下の画面が表示されたら「完了」をクリックします。

インストールが終わったら「プレイ」をクリックしてゲームのスタートです。

◆ゲームプレイ
The Witnessはオープニングがなく、トンネルのようなところからスタートします。

キーボードの「上」「右」「下」「左」を押すと移動。

マウスをグリグリ動かすと視点移動可能。

トンネルを一番奥まで進むと、黄色いパネルが出てくるので左クリック。

このパネルがパズルになっていて、左の大きな円をクリックし、マウスをスーッと右に移動させます。

一番右まで移動させたら再び左クリック。

これでドアが開きましたが、パズルがどのようなルールになっているかはまだよくわかりません。音声での案内といったものは何もなく、ただ見えているものだけが頼りです。

真っ暗な洞窟のような場所を進むと、左奥に再び黄色いパネルが見えてきました。

今度のパズルはまっすぐではなく直角。右下の始点をクリックし終点まで移動させると……

再びドアが開きました。ドアの奥にはもう1つドアがあって、そこから外に出られるようです。

美しい青空が広がる遺跡のようなところに出てきました。ここがThe Witnessの舞台となっている無人島です。

「ここは無人島のどこなんだろう」とウロウロしていると、前方に黄色いパネルを発見。

今度のパズルは先のものより少し複雑になっています。左下の赤枠が始点で、右上が終点。

適当に進めると、一度通った部分は通れないことが判明。つまり、The Witnessのパズルは始点から終点まで、同じ場所を通らずに一筆でつなげなければいけないうこと。これがパズルのベースとなるルールです。

少し複雑とはいっても、ここまでは簡単。すぐに解くことができました。

パズルを解くと、左下のケーブルが点灯。

ケーブルは下に伸びて……

どこかにつながっている模様。ケーブルをたどって、先に何があるか探しにいきます。

ケーブルの先にあったのは再びパズル。

このパズルは始点(四角)がパズルの真ん中にあって、終点(角丸四角)が上の方にあります。見た感じ、段々とパズルが複雑になっているようですが……

これもそれほど迷うことなくクリア。クリアすると、左側にあったケーブルが点灯しました。

ケーブルをたどっていくと、建物の中に入り込んでいます。

建物の中で見つけたのは、さらに複雑になったパズル。

以下のムービーを見ると、パズルをどのように解いていくのかがだいたい分かるはずです。
ゲーム「TheWitness」の簡単なパズルに挑戦 - YouTube

まだまだ序盤なのでそこまで難度は高くなく、少し考えれば解けました。パズルを解くと、右側のケーブルが光ったので……

たどっていくと白い網格子の隣につながっています。

このパズルは2つの黒い部分がおおいかぶさっていて、まだ挑戦することはできず。黒いパネルからケーブルが伸びているのがわかります。

2本のケーブルは、別々の場所につながっている模様。

ここで歩いていて気づいたのですが、影から判断するに主人公は男性。何の情報も与えられずスタートしたので、本当に謎だらけです。

黒いケーブルは中庭を抜けて……

再びパズルへとつながっていました。今回は始点が左下(四角)に1つあり、終点(角丸四角)が右側に2つあります。2つの終点からは、それぞれ違うケーブルが伸びていました。

下側にあるケーブルが先に発見したパズルの黒いカバーにつながっているので、右下の終点を目指してパズルを解きます。

パズルを解いて戻ってみると、黒いカバーが1つ外れていました。残りは1つ。

次のパズルは、始点(四角)が左下と右下に2つあります。どちらの始点から始めても大丈夫ですが、終点(角丸四角)までたどりつけるのはどちらか1つのはず。ここは少し悩みましたが……

マウスを動かしていろんなルートを試していたらすぐにクリアできました。

これでドアの隣にあるパズルが解放されました。今までとは違う形のパズルですが、上にある始点から下にある終点までは……

こんな感じでクリア。

これで白い網格子がなくなりました。

道なりに進んでいくと、分かれ道に遭遇。

右に進むと岩場を発見しました。

岩場から下を見ると、きれいな湖があります。美しい景色を見ながら、パズルでフル回転させていた脳をリラックスさせます。

来た道をもどると、左手にドアを発見しました。

またパズルが登場するわけですが、今度のパズルは一気に難度が上がっています。始点(四角)と終点(角丸四角)が3つあり、さらに黒や白の模様が点在していて何が何だかよくわからないのですが、説明は一切なし。

何度かトライするものの……

意味がわからずギブアップ。

この場所はまだ来るべきところじゃないと判断し、違う場所へ移動することにしました。残念ですが、仕方ありません。

奥に進むと、パネルのようなものが九つ並んでいます。

近づくと、一番左にパズルが表示されていました。

先ほど解けなかったパズルにあった、白と黒のマークがパズルの中にあります。ただし、左の始点と右の終点は一直線の位置にあります。

左から右にルートをたどると見事クリア。まだ白と黒のマークの意味がわかりません。

パズルを解くと、右側のパネルに新しいパズルが表示されました。今度は左下に始点があって、右上に終点があります。

以下の画像のルートだとクリアすることができず……。

しかし、黒と白の模様を分けるように線を引くとクリアできました。ここで白と黒のマークを隔てるようにして線を引くという新しいルールに気づきます。

次のパズルを解いたときに、「白と黒のマークを隔てるようにして線を引く」という考えが確信へと変化。これは気持ちいい瞬間です。

パズルはだんだんと複雑になりますが……

試行錯誤しながらクリアしていくのは快感です。

以下の画像くらい複雑になると、解くまでに数分かかったりすることもありました。

8つあったパズルを全部解いて、先ほど全く解けなかったパズルに再挑戦しようとしたところ、緑色に光るパネルを発見したので見にいってみます。

このパズルは、道中に黒い丸が2つ設置されています。

何となく「こうかな?」と思い線を引くとクリアできました。黒丸が出てきた場合は、それを通るように線を引かないとクリアできないというルールのようです。

何個かパズルを解くと、以下の画像のように黒丸が増えて難しくなっていきます。

いろんなルートを考えながら……

クリアできました。

最後の緑色のパズルは、黒い丸が6つもあって少し難度が高かったです。

ここで、先に解けなかったパズルに再挑戦します。

新しいルールを把握しても、このパズルはかなり難度が高め。クリック後の画像からクリアしたときのルートを確認できますが、自分でチャレンジするほうがクリアしたときのうれしさも大きいはずです。

これでようやくドアが開きました。

ドアの向こうには箱が1つあります。

箱の中に入っていたのは、何かのルートを示した紙。またもや、謎だらけの展開です。

あまり深く考えていても、どうにもならないので島の中を探検。たどりついた建物の中には……

新しいパズルがあります。これは左下の始点からスタートすると、右下の始点からも線が伸びてくるというもの。

2つの線は左右対称に動き、2つともを終点までたどり着かせないといけません。

今度はところごころが障害物でふさがっているパズル。

左右対称に動く2つの線を、障害物をうまく避けながら終点へと導きます。

難度が上がると、左右&上下対称に動くパズルも登場し、だんだんと頭がこんがらがってきます。

左右&上下対称に加えて、通過する必要がある黒丸が点在するパズルも登場。ここまでくると、一筋縄ではいかないので、パズルをじっくり眺めて考えまくり。

これは左右対称に動く青と黄色の線を、それぞれの色に対応したマークの上を通過させないといけないパズル。

そこに黒丸や上下対称まで加わると、なかなか解くことができません。パズルは一見シンプルに見えるので、解けないとものすごく悔しい気分にさせられます。そのかわり、解けたときの快感はこのゲームでしか味わえないものです。

The Witnessの魅力はパズルだけでなく、無人島の風景にもあります。パズルをどうしても解けないときはボーッと海を眺めたり……

満開の桜を見たりして心をリラックスさせて、気持ちを落ち着かせればOKです。

The Witnessの開発者であるブロウ氏は、全部で650個あるパズルを全て解いてゲームクリアするには8~12時間はかかることを明かしていますが、序盤をプレイしただけでも2時間くらいかかったので、パズルゲームマスターのような人でなければものすごく時間がかかることもあるかも。ただし、難解なパズルを解いたときには、思わずガッツポーズが飛び出すくらいの達成感があるので、普段パズルゲームをしない人でもチャレンジしてみてもよさそうです。

なお、The WitnessはPlayStation 4でも発売予定ですが、発売日は記事作成時点で未定となっています、
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