豚カツ・豚天・焼肉が山のように積み重なってうどん付で900円の「ひっで丼」や「ソースカツ丼」試食レビュー
猫まみれになれる猫好きの天国「ぬこでら」こと御誕生寺に行ってみた際、お昼時にお腹がすいて何か無いかと探してみたところ、福井のB級グルメ「ソースカツ丼」を食べられる「江戸屋」を発見。実際に行ってみたところ、ソースカツ丼の他に豚カツ・豚天・焼肉が山のように積み重なってた「ひっで丼」というものを目にしたので食べてみると、「この値段でこの料理が食べられるのか……!」と福井に秘められた力を感じるメニューになっていました。
ということで、江戸屋に到着。
のれんから、本来はうどん・そばのお店であることが分かります。
お店にはテーブル席と座敷席があり、今回はテーブル席を選択しました。
江戸屋はうどん・そばのお店ですが丼物にも力を入れていて、丼メニューがずらりと並んでいます。まずは福井のB級グルメである「ソースカツ丼」を注文。
注文後しばらくすると、ソースカツ丼がやってきました。
山のようにこんもりと積み重ねられたカツ・カツ・カツ。
iPhone 5と比較したおわんの直径はこのくらい。
カツ丼というと、卵でとじられているのが一般的ですが、ソースカツ丼はひたすらカツが積み上げられているので、非常に茶色い見た目です。
ソースカツ丼だけでもかなりのボリュームですが、さらにうどんがセットになっています。
カツは1枚1枚が子どもの手のひらくらいはありそうです。
食べてみると、しっかりソースのかかったカツは「サクッ」と「しっとり」の間の絶妙な食感。甘めのソースはどろっとしておらず、サラッとしていてあっさりした口当たりなので、油ものですがどんどん食べ進めていけます。
積み重なるカツをどけていくと……
ソースのしっかりかかったご飯が現れました。
カツの中の豚肉は脂の量が多すぎず少なすぎない、ちょうどいい感じで、ソースの絡んだ甘辛ごはんと合わせると揚げ物好きの欲望を満たしてくれるはずです。
カツと一緒に卵を揚げたものも入っており、かじってみると、黄身はとろ~っとした半熟でした。
セットになったうどんはモチモチの食感で、あっさりしただしの味は、油ギッシュになった口の中をリセットしてくれます。カツ・うどん・カツ・うどんのローテーションで最後まで飽きずにおいしく食べられるわけです。
また、恐ろしいほどのボリュームの「ひっで丼」も注文してみました。これもうどん付きです。「ひっで」とは福井弁で「すごい!」や「めちゃくちゃ!」という意味とのこと。
iPhone 5と比較した高さはこのくらい。
上から見るとこんな感じ。
どの角度から見てもすごい見た目です。これでうどんとセットで900円という値段は、かなりコストパフォーマンス高めと言えます。
丼のてっぺんにはソースカツ丼と同じカツがのっており……
2枚のカツを剥がしていくと……
今度はてんぷらが現れました。
そしてさらに天ぷらの下には豚チャーシューとキャベツ。
「一体なんの天ぷらだろう?」と思いつつ食べてみると、サクサクの衣の下から出てきたのはジューシーな豚ロース。ソースはソースカツ丼と同じ甘めのあっさりしたもので、これがサクサクの衣とよく合っていました。
ジューシーなチャーシューはご飯の上に敷かれたシャキシャキ千切りキャベツと一緒に食べてみます。キャベツの上にはマヨネーズがのっており、油・油・油のオンパレードなのですが、ソースの甘みとマヨネーズの酸味が融合して、ソースカツ丼とはまた違う味が楽しめました。
ソースカツ丼やひっで丼のお盆にはこんな感じのお皿がついています。
これは何かと言うと、余りに揚げ物が積み重ねられていてご飯にまでなかなかたどり着けないので、揚げ物を一時避難させるための場所。お皿に揚げ物をのけておいて、好きな具材とご飯やキャベツと一緒に食べていくわけです。
なお、ソースカツ丼は税込850円、ひっで丼は税込900円。いずれもボリューム大なので、お腹をすかせて食べるのがよさそう。また、上記2つのメニューとは別に、デカ盛りメニューやチャレンジメニューも存在します。
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