スパイスやしょうがで体の芯から温まるやよい軒の「カレー鍋定食」「ぽかぽか生姜鍋定食」試食レビュー

やよい軒の鍋定食の新メニューに「カレー鍋定食」「ぽかぽか生姜鍋定食」が12月2日(水)から加わりました。寒い季節にぴったりなスパイスが効いたカレーだしで豚肉やウインナーを煮込んだ変わり種のカレー鍋や、しょうがが効いたちゃんこ鍋風のだしで豚肉や水菜を煮込んだ生姜鍋を食べて、ぽかぽか温まってきました。

『カレー鍋定食』　12月2日（水）期間限定新発売！ | 新着情報 | やよい軒
http://www.yayoiken.com/news/view/114

『ぽかぽか生姜鍋定食』　12月2日（水）期間限定新発売！ | 新着情報 | やよい軒
http://www.yayoiken.com/news/view/115

やよい軒に到着。

「豆腐チゲ定食」「すき焼き定食」に続く、鍋定食の新メニューは果たしてどんな味わいなのか。

というわけで食券を購入すると、12～13分ほどでカレー鍋定食が到着。牛丼チェーン店の鍋メニューのように卓上で煮込むタイプではなく、土鍋でしっかり煮込んでから提供されるため他のメニューより時間がかかるようです。

メインのカレー鍋はこんな感じ。スパイスとだしが合わさった食欲をそそる香りがたまりません。だしが効いたカレースープは食べていると徐々に汗がじんわりしてくる辛さで、辛いものが苦手な人でもぎりぎり食べられるくらいの辛さです。なお、後で気付いたのですが、本来なら辛さを調整できる激辛スパイスも付いてくるそうです。

付け合わせはコロッケと生野菜。

ご飯は無料で十六穀米に変更可能ですが、「カレーといえば白米！」ということで変更なしで注文しました。

鍋には豚肉や……

ウインナー・ほうれん草・厚揚げ

半熟玉子も入っています。

底からはうどんが出現。

カレースープはさらっとしたカレーうどんのような和風仕上げです。

取り分けるとこんな感じ。

玉子を割ってみると、黄身が見事なとろとろ具合です。

さっそく食べていくと、よく煮こまれたウインナーからはプリッとした皮の歯ごたえを感じます。燻製の香りはスパイスとベストマッチで、カレー鍋には最適の具材と言えそうです。

豚肉はスパイスの中に脂の甘みがあり、これまた相性よし。カレースープで煮込まれた具材はどれもついついご飯が進むので、白米にしておけばお代わり自由でカレー鍋を堪能できます。

うどんを食べるともはや完全に鍋ではなく、カレーうどんを食べている気分に。

付け合わせのコロッケはサクサクで、そのまま食べても充分においしいのですが……

スープにつけることでカレーコロッケのようにして食べることも可能。

続いて「ぽかぽか生姜鍋定食」を食べてみます。

生姜鍋はこんな感じ。

付け合わせはカレー鍋と異なり、アジフライがついています。

ご飯はヘルシーな十六穀米にしてみました。

鍋の具材は、すりおろしではない針生姜や……

水菜・白菜・もやし

豚肉や厚揚げが入っています。

盛りつけるとこんな感じ。しょうがの香りがむんむんと感じられ、いかにも体を温めてくれそうです。ここで気付いたのですが、白ねぎが入っていない様子。お店の人に確認すると投入が漏れていたようで、作り直しの申し出を受けました。今回は時間がなかったので丁重にお断りしましたが、本来なら入っているのでご心配なく。

鶏ガラっぽい塩ベースのスープにも、しっかりとしょうがの風味が効いています。

アツアツのうちに食べてみると、煮込まれた豚肉は柔らかく、カレー鍋とは違った味わい。七味をかけてもよく合いそうです。

だしはあっさりな塩ベースながらも、味付けは濃いめなので、煮込まれた野菜でもご飯が進みます。針生姜を食べると口の中にしょうがの香りやほんのりな辛みがぶわっと広がり、スパイスとは違った感覚で体がぽかぽかしてきます。以前にすき家でおろししょうが入りの「鶏つくね鍋定食」も食べたのですが、やよい軒の方が「ぽかぽか感」を強く感じられました。また、保温性の高い土鍋なので、火に掛けていなくても最後まで温かい鍋を楽しむことができました。

サクサクのアジフライはウスターソースで。カレー鍋と同じコロッケだと合わないように思えたので、付け合わせまでしっかり考えられている様子。

なお、「カレー鍋定食」のエネルギー量は1045kcal(白米)で、価格は税込850円。「ぽかぽか生姜鍋定食」は819kcal(白米)で税込890円で、両方とも期間限定メニューとなっています。