Google+の大幅刷新をGoogleが発表、コミュニティとコレクション重視へ
Googleがソーシャルネットワーキングサービスである「Google+」の大幅刷新を発表しました。「新しいGoogle+」と表現されているこの刷新では、ユーザーの動向を受けて、コミュニティとコレクションを重視した形へのデザイン変更が行われており、また、インターフェイス自体もウェブ版・iOS版・Android版で同じような使い勝手になるように変更が行われました。
Official Google Blog: Introducing the new Google+
https://googleblog.blogspot.jp/2015/11/introducing-new-google.html
Dive into the new Google+
https://plus.google.com/+LukeWroblewski/posts/jJvNS3mwxyv
Googleはかつて、Google+をGoogleのサービス全体を横断できるシステムにしようとしていましたが、目指す方向とは正反対の「Googleのサービスを利用するとき、Google+のプロフィールを表示したくない」という声をユーザーから受けたことで、2015年7月に戦略を転換。Google+から各サービスを独立させていきました。
Googleがユーザーの動向をチェックしたところ、Google+では「コミュニティ」への新規流入が1日に120万件あり、また、5ヶ月前に開始した「コレクション」の成長速度が非常に高かったことがわかりました。そこで、Google+はこの2つに注力したデザインへと変更されることになりました。
また、これまではウェブ(PCのブラウザ)から見たときとiOS、Androidのアプリで見た目が異なっていましたが、どの端末からでも同じような使い勝手になるように変更が行われました。
iOS版・ウェブ版・Android版の新しい姿はこんな感じ。
コレクション画面。たとえば「Watch Project」のコレクションにはアンティークな時計の写真などが投稿されていて、4万人以上のフォロワーがいます。
各コレクションの中身はこんな感じ。
こちらはコミュニティ。
「Explortation(探検)」「Vegetarian Cooking(ベジタリアンクッキング)」「Astro Photography(天体写真)」など、様々なトピックで多くの人が交流しています。
もともとGoogle+はソーシャルネットワーキングサービスとして始まっているので、コミュニティ重視になったというのは迷走状態から戻ってきただけなのかもしれません。
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in ネットサービス, Posted by logc_nt
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