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Google+をGoogleサービスにヒモづける戦略を撤回、まずはYouTubeから


GoogleフォトがGoogle+から独立して1つのサービスとして提供されていますが、さらにGoogle+の各種機能がGoogleのサービスから分離していくことが発表されました。最終的には各種Googleサービスの利用にGoogle+のプロフィール表示がなくなることになります。

Official Google Blog: Everything in its right place
http://googleblog.blogspot.jp/2015/07/everything-in-its-right-place.html

Official YouTube Blog: Keeping the conversation going
http://youtube-global.blogspot.jp/2015/07/youtube-comments.html

GoogleはGoogle+アカウントでGoogleのサービス全体にアクセスできるシステム作りを目指していましたが、「Googleの各種サービスを使う時にGoogle+のプロフィールを表示させたくない」というフィードバックに基づいて、Google+の機能を段階的にGoogleサービスから独立させていくことに決めました。

手始めはYouTubeの各種機能で、すでにコメント投稿にGoogle+アカウントが不要になっています。今後は動画アップロード・チャンネル作成やプロフィールの表示など、YouTubeのサービス全体でGoogle+が不要になる予定ですが、現状のままで満足している人はGoogle+と連携させた状態で利用することも可能。今後数カ月以内にYouTubeとGoogle+の分離が行われますが、分離するかどうかはユーザーの選択に委ねられるようです。

また、7月21日にはGoogle+のフォト機能が完全に停止することが発表され、「Google+フォト」に保存していた写真や動画は全て「Googleフォト」に移動することになりました。ウェブ版・iOS・Androidアプリを入手してGoogleフォトに移行する必要がありますが、移行するまではGoogle+フォトのデータが削除されることはないとのことです。


すでにGoogleアカウント作成時のGoogle+プロフィールの強制作成は終了しており、ユーザーがGoogle+プロフィールを作成するかどうかを選択できるウィンドウが表示されるようになっています。

Google+ Is No Longer A Requirement For Creating A Google Account


Google検索でもGoogle+の撤退が始まっています。Google検索には検索ワードに応じて追加情報を表示する「ナレッジグラフ」機能があり、ナレッジグラフのカード上には該当するGoogle+アカウントの最近の投稿が表示されていましたが、これも表示されなくなっています。

Google+ Brand Posts Have Been Stripped From Knowledge Graph Cards


また、Googleにログインした状態でGoogle検索を開くと、ページの右上にあるアプリランチャーの部分に実名が表示されていましたが、7月1日から非表示になり、Google+ページへのリンクもなくなっています。

Google's Navigation Bar Removes Google+ Integration


2014年の時点ですでにビデオハングアアウト機能もGoogle+なしで使えるようになっているほか、2014年7月にはGoogle+のプロフィールで実名必須という制限も撤廃されているなど、Google+の機能はどんどん分離され、使えるものはスタンドアロンとして独立させているわけです。2014年はGoogle+の代表だったVic Gundotra氏が離脱した年でもあり、GoogleとGoogle+の統合はこのあたりからブレーキがかかっていた模様。今後はGoogleのサービス全体でGoogle+が完全に不要になる見込みです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log