人間とオークのファンタジー大戦を描き世界中で超絶人気のゲームを映画化した「Warcraft」予告編

ファンタジーの世界で人間、オーク、ドワーフ、エルフといった種族が登場し、人間とオークの終わりなき戦争が描かれるリアルタイムストラテジーゲーム「Warcraft」が映画化され、その予告編が公開されました。リアル過ぎるほどに再現されたオークが大暴れする迫力の映像に加え、人間の騎士と女オークが恋に落ちるというロマンチックな展開も予告編に登場し、全部入りのエンターテインメント超大作に仕上がっているようです。

Warcraft - Official Trailer (HD) - YouTube


緑豊かな大地にそびえる塔。

人間が乗ったグリフィンがバサッバサッと降りてきます。

「何かがやってくる」

「私は感じるのです」

……と話すのは人間のアンドゥイン・ローター。

人間の街は何者かに襲われていました。

「暗黒の力が迫っている」

戦いで負傷し動けなくなった少年兵。

その少年兵にとどめを刺したのは凶暴なオークでした。

怒りに震えるローター。

ついに「何が何でも、けだものを見つけ出すのだ」というオーク討伐指令が下りました。

一方、オークの世界は荒廃状態にありました。

「我々の世界は死につつある」

「もうここに戻る必要はない」

「我々が生き残るには」

「ここに住むしかない」と語るオークのデュロタンが見つめる先には……

焼け野原の人間の世界が広がっています。

「何に代えても、この子を守る」

そう決めたデュロタンですが、表情から葛藤している様子がうかがえます。

オークの侵略に対して全面戦争を仕掛ける人間。

種を守るために人間に戦いを挑むオーク。

しかし、「戦う必要はない」と無益な戦争を避けようとする女オークのガローナ。

「種族のためには戦争しかない」と語る武闘派のオークもいます。

人間とオークの戦いに疑問を持っているデュロタンは「人間の助けがあれば戦いを避けられるかもしれない」と語り、ある決断を下します。

デュロタンが向かったのは……

ローター率いる人間の部隊。

「なぜここにいる？」と聞かれたデュロタンは「我々の種族を守るためだ」と答え、2人のヒーローが力を合わせることになりました。

しかし人間の中には「オークを信用できるのか？」とデュロタンを疑うものがいるのも事実。

馬に乗って駆けるデュロタン。

デュロタンと一緒に走っているのはローターです。

「やつらはけだものですよ。一人残さず殺すべきだ」

しかしローターはデュロタンと協力することに。

コントロール不能とは言え、同族のオークをデュロタンは殺すことができるのか……。

ローターは「守ってみせる」とガローナに誓います。

のろしを上げる人間の大軍隊。

自分たちを守るために戦うオークの軍勢。

人間の子どもと……

オークの子ども。2つの種族が共存することはできないのでしょうか？

人間と……

オークの戦いの火ぶたが今切って落とされます。

勝つのはオークか？

それとも人間か？

映画「Warcraft」

Warcraftは2016年5月26日からヨーロッパ諸国で公開され、6月10日にアメリカでの公開がスタートする予定。なお、日本での公開については記事作成時点で不明となっています。

◆2015/12/21 20:45追記
映画版「Warcraft」の日本語版予告ムービーが公開されました。日本での公開も英語版と同じく2016年夏が予定されています。

『ウォークラフト』予告 - YouTube


王国に迫る悪しき勢力。「野獣を探し出せ」と、オーク討伐の指令が下されます。

一方のオークの世界は荒廃が進み、種族が生き延びるには人間の世界に定住するしかありません。

人間とオークが生き延びるには、団結することが不可欠。しかし……

「オークには戦争しかない」という者がいる一方で……

人間の手助けで他の道を探そうとする者も。オークの世界は2分されてしまい、互いに争うようになります。

人間に会いに来たオーク。

「種族を救うためだ」と、手を組むことを提案。

しかしオークの提案には反対の声も挙がります。

不幸にも、人間とオークの戦いが始まってしまいます。

人間と手を組んで「二人で王国を守ろう」とオークの女性に語る人間。これはいったい……？

裏切りの行為を責める声も

総力を挙げた戦いが始まります。

人間とオークの終わりなき戦争を描いた映画「ウォークラフト」は、2016年初夏にロードショー予定です。