新型「Apple TV」はA8チップを搭載して8GBと16GBの2モデルが存在か、4K対応・価格・発売日についても報道される

By Julien GONG Min

Appleが2015年9月9日に開催するイベントで発表されるとみられている新型「Apple TV」について、徐々に詳細が明らかになっています。

Apple TV 4 hardware revealed: A8 chip, black remote, 8/16GB storage, same ports, no 4K | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/09/02/apple-tv-4-2015-specs/

Apple製品の専門ニュースサイト「9to5Mac」が報じた内容によると、第4世代となる新型Apple TVはiPhone 6シリーズと同じA8チップを搭載してApp Store経由でゲームプレイにも対応とのこと。また、音声アシスタント機能のSiriにも対応し、話しかけることでテレビの操作が可能になると見られます。ストレージ容量は8GBと16GBの2モデルが存在していることが判明しているのですが、Appleでは両モデルをラインナップする戦略と16GBモデルのみを販売する戦略の両方を検討している模様と報じられています。

本体サイズは背が少し高くなり、付属のリモコンは現行機のシルバーから黒色に変更されるようですが、素材は金属のまま変更されないものとみられています。リモコンはスマートフォンのようなタッチセンサーとモーションコントロールをサポートしており、ゲームプレイ時の操作性が考慮されている模様。画質面では、期待されていた4K画質のストリーミングには対応しない見込みであることも判明しています。

なお、Appleは2016年にも独自の動画配信サービスを開始すると見られており、Apple TVはその重要な役割を担うことになるのかもしれません。

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価格を含めた商品ラインナップに関して、Appleでは2つの戦略を検討しているとみられます。1つは、8GBモデルをベーシックモデルとして149ドル(約1万8000円)に、そして16GBモデルを199ドル(約2万4000円)に設定するというもの。もう一方は16GBモデルのみを登場させて価格を149ドル(約1万8000円)に設定するというものですが、いずれの場合でも新型Apple TVは少なくとも149ドル(約1万8000円)で手に入れられることになると9to5Macは報じています。

新たにApp Store経由でゲームにも対応したことも大きなニュースになりそうです。新型Apple TVはApp Storeからゲームをインストールすることが可能になるとみられており、いわば据え置き機の形態でスマートフォンのゲームをテレビで遊べることになります。これはゲーム市場への展開をもくろんでいるとも言われるAppleの思惑の表れともいえるため、iPhoneで成功を遂げているAppleのゲーム戦略がどのように展開されることになるのか、そちらの方面にも注目は集まりそうです。

また、新型Apple TVはiOS 9をベースにしたOSを搭載しており、アプリ容量の削減なども実現されているとのこと。2015年9月9日に開催されるイベントで発表され、10月ごろに出荷が開始されると予測されています。

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