Siri対応などで新しく生まれ変わる新型Apple TVがまもなく登場、ただし値上がりする見込み
現地時間の2015年9月9日10時からAppleの新型iPhone発表イベントが開催されることが明らかになっていますが、同イベントでは新型Apple TVも同時に発表される見込みであると、Apple関連のニュースを取り扱う9to5Macが報じています。
Apple TV 4 coming in October for under $200, Apple TV 3 stays & gets new streaming service | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2015/08/30/apple-tv-4-200-october/
9to5Macが得た情報によると、2週間以内に新型の第4世代Apple TVがリリースされる見込みで、10月発売を目指して生産中とのこと。既に新型Apple TVの価格は決定しているようで、希望小売価格は149ドル(約1万8000円)もしくは199ドル(約2万4000円)になる模様。この価格は2012年に99ドル(約1万2000円)で発売された第3世代Apple TVの価格設定よりも高めです。
なお、第3世代Apple TVは2015年の3月に69ドル(約8400円)にまで値下げされており、日本のApple Storeでは税別8200円で購入できます。
新型Apple TVは、既存の競合製品であるGoogleのChromecastやAmazonのFire TV Stick、Rokuなどよりもはるかに高価であることから、69ドルの第3世代Apple TVをエントリーモデルとして販売ラインに残したままにすることもあり得る、と9to5Mac。
なお、情報筋の話によれば、新型の第4世代Apple TVは第3世代モデルと見た目はほとんど変わらないようですが、縦横のサイズが大きくなる代わりに、既存モデルよりも薄くなる模様。さらに、旧バージョンとの差別化に向けた新機能も搭載されており、新たにSiriに対応する他、App Store・ソフトウェア開発キット・UIなども新しくなり、リモコンにモーションセンサーが内蔵されるという噂も存在します。
加えて、新型Apple TVはAppleが2016年にリリースすると予想されている月額40ドル(約5000円)の映像ストリーミング配信サービスにも対応しているようですが、サービス利用時にはコンテンツをアンロックするためにケーブルネットワークにログインする必要がある、とのこと。ただし、9to5Macが得た情報によれば映像ストリーミング配信サービスは第3世代Apple TVでもソフトウェアをアップデートすることで利用可能になるそうです。
なお、Appleは9月9日のイベントで新型端末を発表する前に、ひっそりと一部端末の修理サポート終了を計画していることも明らかになっています。修理サポートが打ち切られる見込みなのは、初代Apple TV、Mac mini(2009)、Apple LED Cinema Display(24インチ)、Apple Cinema Display(30インチ、2007)、第2・第3世代iPod touch、第3世代iPod shuffle第5世代iPod nano、iPod classicです。
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