朝になるとスヤスヤ寝ている人をベッドから放り投げてたたき起こしてくれる「The High Voltage Ejector Bed」
「朝なかなか起きられない」という人は多く、計算問題を解くまで目覚ましアラームが鳴り止まない悪夢のようなアラームや部屋中を逃げ回って捕まえるまで鳴り止まない目覚まし時計を使うなど、さまざまな起床法が編み出されていますが、そのさらに上を行くのが眠っている人を強制的にベッドから放り出す「The High Voltage Ejector Bed」です。
The High Voltage Ejector Bed - YouTube
6時59分。朝起きるのが苦手な人にとってはつらい時間です。
ベッドにもぐっているのはColin Furzeさん。
ベッドの様子はこんな感じ。ヘッドボードにはライトが取り付けられており、異様な雰囲気を放っています。
時計の針が「12」を指して7時になると鳴り響く目覚まし。
同時に、ベッドの下で「プワーッ」と音が鳴り響きます。
ベッドの中で「アーッ!」と叫び声を上げるFurzeさんは……
次の瞬間、マットごと跳ね上がりました。
ベッドがビヨーンと傾斜し、投げ出されるFurzeさん。
どさっと床に放り出されてしまいました。これは起きざるを得ない状況です。
床に放り出されながらも「もう少しパワーを強くしてみよう、ンッフッフ」とご機嫌な様子。
出力を上げて……
マットレスを元の位置に戻します。
そして再び布団の中にもぐりこむFurzeさん。
時間になると……
カッと目を見開きます。
ぐわっと傾斜するベッド。
ずるずると下に落ちていきます。
既にかなりのパワーで放り出されているのですが、まだ満足がいかないのか、今度はベッドの足元に置いてあったチェストを動かして……
壁際を何もない状態にします。
さらにパワーアップさせると……
ベッドが跳ね上がる瞬間、火花が散ります。
Furzeさんは大きな飛躍を見せました。
壁にタッチしつつ着地。チェストが置かれたままであれば大惨事になっていたことが予想されます。
さらに発展させた使い方も可能。
足元にズボンを設置しています。
ベッドが傾斜すると……
起床すると共にズボンがはけてとっても便利。
なお、実際に鉄材を溶接したり組み立てたりして1からベッドを作っている様子は以下のムービーから確認可能です。
Making the High Voltage Ejector Bed - YouTube
このムービーは「High Voltage」というコーヒーを販売するTaylorsがFurzeさんに「High Voltageにマッチするような目覚ましデバイスを作ってくれ」と頼んだことから作られたとのこと。配管工兼発明家のFurzeさんは、この他にもウルヴァリンの爪や火炎放射器搭載スクーター、ジェットエンジン搭載のママチャリ、世界最速のベビーカーなど数々の発明を行い、YouTubeで公開しています。
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