真っ赤な見た目で激辛ソース使用の危険な「AKA(赤侍)」をバーガーキングで食べてきた

7月3日(金)に新発売となったバーガーキングの「AKA(赤侍)」は、バンズもチーズも真っ赤なハンバーガーで、豆板醤や唐辛子などをブレンドした味噌ベースの「ANGRYソース」を使っていて、怒るほどの辛さだとのこと。本当に怒るほどに辛いのか、食べに行ってきました。

キャンペーン｜BURGER KING：バーガーキング
https://www.burgerkingjapan.co.jp/campaign/cp141.html

バーガーキングに到着。もともと赤・黄・青・白と目立つ色を使ったお店ですが、「AKA」の存在感はその中でも抜群。

新発売のバーガーは「AKA SAMURAI BEEF(赤侍牛)」(単品690円)と「AKA SAMURAI CHICKEN(赤侍鶏)」(単品540円)の2つで、ほかにツインパイ(150円)があります。

チキンが揚がるのに4分、パイが揚がるのに7分かかり、10分弱でメニューが揃いました。包み紙まで真っ赤です。

包みを開くと、包装紙は半分が黒色になっていて、その端には「KURO」の文字が。8月21日(金)に発売される「KURO」でも、包み方を変えて同じ包装紙が使われるようです。

まずは「赤侍牛」から。真っ赤なバンズ、真っ赤なチーズが見えていてものすごく辛そうに見えますが、いずれもトマトパウダーを練り込んで赤くしてあるだけなので、それ自体は辛くありません。

パカッと開くとバンズの下には輪切りオニオンがいて、たっぷりとソースが塗られています。これが味噌ベースに豆板醤や唐辛子などをブレンドしたというANGRYソースです。

玉ねぎの下にあるチーズの赤さはさすがに不気味にも感じます。

ぱくっと食べてみると、パティを上回る玉ねぎの食感が歯に伝わります。そこへ押し寄せるのが、ANGRYソースの辛さ。最初は味噌ベースらしい甘みを感じていたのですが、さすがに「怒るほど辛い」とアピールするだけあって、後から後からビリビリくる辛さの波が押し寄せてきます。豆板醤と唐辛子に共通する、粘膜がジリジリと刺激される辛さ。今回、「コカ・コーラLコンビ」という、コカ・コーラかコカ・コーラ ゼロのLサイズが100円で追加できるメニューがあったので、そちらで注文したのですが、これほどまでにLサイズのドリンクがあって良かったと思ったことはありません。とにかく、氷で舌や口の中を冷やしたくなります。辛いものが苦手な人は注文したら「怒る」では済まない気がするので、注文しない方が無難です。

続いては「赤侍鶏」。チキンはバンズから両側にはみ出す巨大サイズで、しかも揚げたてです。

わかってはいたことですが、揚げたてホクホクのチキンは非常に良いのですが、その熱さがANGRYソースの辛さを倍増させてくる感覚。しかも、「赤侍牛」のときには玉ねぎが防波堤になってくれたのに、レタスではその役割が果たせず、口の中がひたすらANGRYソースに蹂躙されます。食べ進めていくと「辛い!!……うまいけど辛い!!辛い!!辛い!!!!」と、おいしさの後ろからもっと大きな「辛い」ウェーブがやってきます。しかし、「辛くて腹が立つ」ではなく、辛いけれどもうまさもある絶妙なバランスなので、唐辛子系の辛さが好きな人ならぜひ挑戦すべきメニューなのかも。

そして最後はツインパイ。1つの箱に2つのパイが入っています。

赤いパイはチェリー、黒いパイは塩キャラメル(洋なし入り)。チェリーはジャムのようにねっとりとしたソースが入っていて、ANGRYソースでやられた舌にまとわりつくとちょっとダメージを受けますが、辛さを受けている分なのか、甘みと酸味が強くてバランスは取れています。塩キャラメルはもっと甘さ寄り。二口で食べ終えてしまうのが残念で、あと2個ほど食べたいぐらいでした。

8月21日(金)から発売される「KURO」バーガー2種が、この「AKA」ぐらいインパクトのあるものなのか、楽しみです。