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Windows 10の新しい壁紙はこうやって作られた


2015年夏に190カ国・111言語向けに提供されることが決定しているMicrosoftの最新OSが「Windows 10」です。そんなWindows 10のデフォルト設定でデスクトップに表示される壁紙が決定し、一体どのようにして新しい壁紙が撮影されたのかがわかるムービーも公開されています。

Windows 10 Hero Desktop Image | Behind the Scenes - YouTube


運び込まれる巨大なガラス


表面にはWindowsのロゴがプリントされています。


そして暗幕で囲まれた撮影スペースにガラスが設置されました。


他にもさまざまな機材が続々搬入されていますが、一体どんな風に使用されるのか……?


壁紙の撮影に使用されるのは2台のPCと……


EPSONのプロジェクター。


どうやらガラスにプリントされたWindowsのロゴ部分に、プロジェクターで何かを出力するようです。


というわけでさっそく光を落として撮影開始。


PC側でWindowsのロゴに映される模様を……


変更しているようです。


プロジェクターからさまざまな柄が出力されます。1枚の写真を撮影しようとしているというよりは、1つのプロジェクションマッピング映像を撮影しようとしているかのよう。


プロジェクターの光量を調節すればロゴの印象も格段に変化。どうやら本番撮影の前に見え方をいろいろチェック中のようです。


あれこれ思案中……。


左のPC画面には壁紙撮影用カメラの映像が表示されており、カメラのシャッタースピードや各種設定も一緒になって表示されています。


撮影用のカメラにはデンマークのPhase One Camera Systemsのものを使用。


続いてカラーフィルターを使用して色鮮やかなロゴを演出したり……


レーザーを使用してロゴのふち部分を強めに発光させたり……


さまざまなエフェクトをかけまくって試行錯誤します。


シンプルバージョン


ロゴに模様


レーザーでふちどり


さらにふち部分から光がこぼれ、より幻想的に。


ピンクバージョンもあります。


光量マックスで光り輝くロゴ。スモッグも使用することで、ロゴがかつてないくらいに神々しい見た目に変化。


ちょっと光量を落としたバージョンが……


PCの壁紙になりました。これがWindows 10の新しい壁紙「Hero Desktop Image」というわけ。


なお、撮影にはサンフランシスコを拠点に活躍する有名デザイン・ディレクターのBradley G. Munkowitz氏が協力しています。

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in 動画, Posted by logu_ii

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