取材

海外でもふとした時にお湯を沸かせる便利でコンパクトなトラベルケトル


ほっとひと息。旅先の部屋で飲む熱い紅茶は、慌ただしい毎日からくる緊張をいい具合にほぐしてくれます。ときには、誰にも邪魔されないで、物思いにふけるのもいいでしょう。そんな時に役に立つのが、持ち運びに便利な小型の電気ケトルでした。

こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。ペルーの安宿で相部屋となった日本人旅行者が使っていたのを見て一目惚れ。ずっと気になっていたので、昨年9月の一時帰国の際に、思い切って買ってみました。それからの旅で持ち歩いているのですが、思った以上に活躍してくれています。

YAZAWA(ヤザワ) トラベルケトル TVR09WH
http://www.yazawa-online.com/page/2225/

商品外箱。


箱の中から、ケトルを取り出します。シンプルながらも、洗練されたデザインとなっています。


ケトルの中には、小さなプラスチックのコップが2つ入っていました。ちょっと小さいので、旅先では使用せず。


本体の底にある黒のスイッチをスライドすることで、100~130Vと220~240Vとの電圧の切替えが可能です。


蓋は本体から完全に分離されるので、中の手入れも簡単。


缶ビールと比較すると大きさはこのくらい。携帯性重視なので、家庭用の電気ケトルに比べると一回り小さなサイズとなっていました。


目盛りは100mlごとに刻まれています。一度にお湯を沸かせる量は400mlがマックス。


付属品を除いた本体重量は399gでした。


水を入れた状態。


取っ手の付け根にあるONのスイッチを押すと、加熱が始まります。本体下のランプも点灯します。


沸かし終わったら「カチャッ」と音がして、自動的にOFFとなります。本体下のランプも消えます。


ちなみに、400mlの水を沸騰させる時間を測ってみるとスリランカでは8分50秒、マレーシアでは4分24秒という結果となりました。

コードの長さは90cmもあって、かつ延長コードも使っているので、旅先で困ったことはありません。


黒の専用ポーチも付属。


ケトルだけでは調理できないので、キャンプ用のコッヘルとコップを一緒に運んでいます。


これまでの旅は、剥き出しの棒を水に突っ込んで沸騰させる電熱コイルを使っていました。加熱の仕組みは同じでしょうが、やはりトラベルケトルの方がスマートで扱いやすいです。デメリットとして、トラベルケトルは電熱コイルよりかさばります。便利さを取るか、軽さを取るかは、旅の進め方次第でしょうか。電熱コイルも、国によって電圧が違うので、1つだけではカバーできないというデメリットがあります。


旅先でお湯を沸かしている様子。


◆調理できるもの
コーヒーを飲むことができます。海外によくあるコーヒー、ミルク、シュガーが1つになった使い切りのサイズは便利。


お湯を注ぐだけで、紅茶もできあがり。


少しお腹が空いたときには、ささっとインスタントラーメンでも。


カリブ海にいた時には、マカロニ・アンド・チーズも作ってみました。


インドにあったお粥のようなオートミールはマサラ味。


スープもお湯を入れて、かき混ぜるだけ。


南アジアでは、豆からできたインスタントミートが販売されていました。こちらも、お湯を注いで少し待つだけ。油揚げにも似た食感で、ベジタリアンの多い地域一帯の、貴重なタンパク源となっています。


ケトルに直接投入するという荒業ではあるのですが、ゆで卵だって調理可能でした。


なお、このトラベルケトルは、記事掲載時点ではAmazonで税込1791円で購入できます。

ヤザワ トラベルケトル 全世界対応 変圧器不要 本体プラグA コップ2個・専用ポーチ付 容量400ml TVR09WH


「すぐに壊れてしまう」というレビューには心配しましたが、私が使った限りでは特に問題は起きていません。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
)

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in レビュー,   取材, Posted by logc_nt

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