キーボードで言葉をタイピングするだけで誰でもドラマーになれる「typedrummer」
by Mike Fernwood
ドラムの演奏は体力やテクニックを必要としますが、ブラウザとキーボードを使い、実際のドラムを持たないノースキルの人でも簡単にドラマーとして作曲・演奏ができるのが「typedrummer」です。
typedrummer
http://typedrummer.com/
実際にドラムを演奏する様子は以下のムービーから確認できます。
キーボードで演奏するドラム「typedrummer」 - YouTube
typedrummerのトップページはこんな感じ。キーボードとドラムスティックのイラストが描かれており、その下にテキスト欄が配置されています。
使い方は簡単で、テキスト欄に言葉を入力するだけ。アルファベットごとに別の音が鳴るようになっているので、文字の組み合わせによってリズムパターンを作ることが可能です。なお、パターンを再生できるのはPCブラウザでの環境のみとなっており、スマートフォンには対応していない模様です。
テキスト欄に入力されているアルファベットを消さない限り、アルファベット1文字だけでも音は鳴り続けます。
アルファベットをでたらめに並べても、それっぽい演奏が可能。
しかし、アルファベットごとに割り当てられている音を把握すると、それなりの演奏を打ち込むことが可能です。たとえば「Q」はキックドラム、「A」はハイハット、「Y」がスネアドラムとなっているので、「QAYA」と打ち込むと、基本的な8ビートのパターンにすることができました。(画像をクリックするとパターンが再生されます)
さらに、「onroohzponroonzh」と入力すると、また違った雰囲気のドラムパターンが作成できました。(画像をクリックするとパターンが再生されます)
なお、数字や記号を入力しても、音が鳴ることはありませんでした。
テキスト欄の下にある「share this beat」をクリックすると……
URLが生成されます。URLをコピペすれば作曲した音楽を人とシェアすることが可能なわけです。
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