ハードウェア

レゴブロックのようにスピーカーやアンプなどをくっつけて音を作るシンセ音源「Molecule Synth」


従来のキーボード・シンセサイザーの構成要素である、スピーカーとアンプ、サウンドジェネレーター、ピッチコントローラーなどを自分で組み合わせることで、新しい楽器を作ることができるのが「Molecule Synth」です。

Molecule Synth:An Electronic Musical Instrument for Everyone by Travis Feldman - Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/travisfeldman/molecule-synth

「Molecule Synth」を解説するビデオは以下の通り


手のひらサイズの六角形の部品をいろいろと組み合わせて使用します。


まずは「Digitale molecule」と呼ばれる触覚に反応して音を作り出す部位の説明です。


スピーカーとアンプ部に接続して使用します。


こちらは光に反応する「photo sensor」


指で押さえるなど圧力をかけることで反応する「pressure sensor」


曲げたりすることで反応する「flex sensor」


付属のスティックを操作することで反応する「joystick」


レゴブロックのように接続して、あとは押したり曲げたりと直感的な使用によっていろいろな音が出せるようになっています。


次は「analog molecule」という部位について。


音の高さや大きさを制御できるサウンドジェネレーターをスピーカーとアンプ部に接続させて使用します。


さらには光センサーとノブを持つものや……


LFOと呼ばれる変調用発振器もあり、テンポも自由自在に変えられます。


説明書などが無くても、ただブロックのように個々の構成部位を組み合わせるだけで音が作り出せるので……


子どもでも楽しめます。


そして最後は「midi molecule」という部位について。


例えばiPhoneアプリによってプログラムされたMIDIデータを再生させることもでき……


さらにはYAMAHAのショルダーキーボードと接続し……


キーボードを通して音を作り出すこともできるようになっています。


セットで購入した場合についてくるのは、触覚を通じて音をコントロールできる4つの部品と……


3種類のサウンドジェネレーター……


MIDIデータをインプットできる部品……


そして、ボリュームコントローラーのついたスピーカー、アンプ、オーディオミクスチャーが一体となった部品です。


これらをセットにするとこんな感じ。なお、300ドル(約2万4000円)を出資し国際送料を支払えば2012年の12月に発送されることになっており、出資できる期限は日本時間の9月10日(月)午前9時2分までとなっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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