試食

ふわふわ氷が口の中で溶ける「アイスモンスター」のかき氷を食べてきた


もともと味のついている氷を削ることで単なるかき氷とは違う濃厚な味のかき氷が楽しめるのが、台湾生まれの「アイスモンスター(ICE MONSTER)」です。2015年4月29日(水)に原宿・神宮前に日本第1号店がオープンしたので、食べに行ってきました。

ICE MONSTER JAPAN オフィシャルサイト
http://ice-monster.co.jp/


アイスモンスターは「マンゴーかき氷ブーム」を生み出したことで知られています。以下の記事は、2014年夏に台北本店を訪れた様子。

台湾を席巻し「マンゴーかき氷ブーム」を生み出した元祖「ICE MONSTER」に打ちのめされました - GIGAZINE


それから1年経たないうちに、まさかお店自体が日本にやってくるとは思いませんでした。日本1号店は東京メトロ「明治神宮前」駅の上、神宮前交差点の南東側に、4月29日(水)にオープンしました。


場所はここ。


オープンしたばかりということもあってか、ずらっと行列ができていました。ちなみに、この座って待っている人たちは整理券発行後、呼び出しがあって戻ってきた入店直前の人たち。


まずは、お店の入口に設置されたEPARK発券機で整理券を発行します。今のところは隣にスタッフの人が立っているので、何人で来たのかを伝えるとチケットを発行してくれます。


整理券には番号とQRコードが印字されていて、携帯電話やスマートフォンでQRコードを読み取って呼出登録しておくと、入店タイミングが近づいたときにメールが届いてお知らせしてくれます。


このときは約30分ほどで呼出がかかりました。お店の前のスペースに座って待機していると、店員さんがメニューを用意してくれました。待機場所の一番前まで進むと店員さんが注文を取り、店内のレジでは支払いをするだけという手順になっているので、ここで待っている間にメニューを決めるわけです。


トップに掲載されていたのは「タピオカミルクティーかき氷」(1000円)。ミルクティーアイスブロックを削ってキャラメルシロップをかけ、パンナコッタをトッピングした品で、温かいタピオカもついてきます。


次のページにはアイスモンスターがブームの火付け役となった「マンゴーかき氷」が。台湾では約650円でしたが、ちょっと盛り方などが変わっていることもあってか、値段が1500円になっています。


さらに「いちごかき氷」(1400円)、季節限定の「パイナップルかき氷」(1500円)もあります。


かき氷の中で、日本のこのお店でしか食べられないメニューが「烏龍茶かき氷」(1200円)。烏龍茶を使ったアイスブロックを削り、烏龍茶ミルクアイスクリームとブラウンシュガーを使ったゼリー、ライチの果実をトッピングしたスペシャルメニューです。今回はこれを注文することにしました。


ちなみに、かき氷以外にはソフトクリームもあります。


ドリンクはコーヒー、お茶、ジュースが9種類。ライチジュース(500円)も面白そうでしたが、体が冷えそうだったのでライチティー(600円)を選択。


あとは待つのみ。お店の前に座ってから入店までは5分から10分ほど。


レジで会計を済ませると、1階か2階かどちらへ行けばいいのか案内されます。今回は1階の席でした。席に着くとすぐにお茶が出てきました。その隣はお冷やではなく、白湯。


そこから3分ほどでかき氷が到着。結構な大盛です。


ついてきた大型スプーンを立ててみました。高さはだいたい10cmオーバーぐらい。


左手前にある白い塊がライチ、その右が烏龍茶ミルクアイスクリーム。


ゼリーは別皿で、自分で載せて食べるスタイルでした。


かき氷は烏龍茶のアイスブロックを削ったもので薄く茶色がかっており、そこにさらにシロップがかかっているようでした。


ということで、ゼリーと一緒にいただきます。


特徴的なのはその氷の軽く柔らかい食感。氷を削ったときのジャリジャリとした食感は一切なく、わたあめよりもフワフワ。口の中に入れると熱でシュワワと溶けてしまいます。しかし、猛烈な勢いで口の中の熱が奪われていくので、調子に乗って口に運んでいると、あるタイミングで一気に頭が痛くなります。


氷がひたすらにフワフワなので、ライチのちょっとプリッとした食感と酸味がいいアクセントになります。


ゼリーは色が黒くてコーヒーゼリーのようなので苦そうに見えたのですが、ブラウンシュガーが入っているのでとても甘く、ツルッと口の中に滑り込んできます。アイスクリームもとても甘く、体が急激に冷やされるので温かい飲物は必須。お冷やではなく白湯が出されるのも納得です。


底の方は氷がギュギュッと詰まっていて、上の方とは異なるちょっと固めの食感。しかし、このあたりでもジャリジャリとはしません。


かき氷なので一気に食べられない上にボリュームがあって滞在時間は自然と長めになるので、表に行列ができるのも納得。これから暑くなっていくので、さらに行列は伸びていきそうです。しかし、確かにおいしいかき氷ではあるのですが、原宿・表参道エリアなら他にもいろいろなスイーツのお店があるので、約1時間待ってまで食べるべきかどうかというのはちょっと悩むところです。

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in 試食, Posted by logc_nt

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