ピアノの鍵盤が描かれコーヒーやワインに合う「ジャズ羊羹」は今にも演奏ができそうな完成度

羊羹というと日本茶と一緒に食べるイメージですが、コーヒー・紅茶・ワイン・シャンパンなどとの相性がいいように作られたのが「ジャズ羊羹」です。イチヂクや洋酒が使われた華やかな味ももちろんのこと、何より形がピアノの鍵盤のようで、今にも演奏できそうな仕上がりになっており、どんな食べ物なのか気になったので実際に買って食べてみました。
【ジャズ羊羹】CREEKS.オリジナル羊羹ができました|CREEKS.
http://creeks.jp/2014/06/article001960.html
ジャズ羊羹はインターネットでポチった翌日には商品が届きました。賞味期限は製造から1週間です。

袋の中にはジャズ羊羹の箱と説明書などが入っていました。

「『羊羹』をジャズの似合うスイーツに仕立てたい」ということで、コーヒー・紅茶・ワイン・シャンパンと相性のよい上品な甘さに仕立ててあるのがジャズ羊羹とのこと。

箱はこんな感じ。

巻いてある赤いひもや、ちょっと変わったフォントもおしゃれです。

原材料名には砂糖・小豆・黒糖・白いんげん豆・いちじく・牛乳・練乳・寒天・トレハロース・ワイン・炭末色素と書かれており、一般的な羊羹の材料ではないものが並んでいます。

パカリ、と開けると「おお」と思わず声を上げてしまいそうな完成度の鍵盤が登場。

手に持ってみるとこんな感じ。

横から見るとドライいちぢくの断面が見えていました。

長さは約20cm、幅4cm、高さ3cmで、iPhone 6と比較するとこのくらいの大きさ。

横から見た様子。

ペリペリとビニールをはがして……

取り出してみました。

黒い羊羹と白い羊羹の2層になっており、表面の鍵盤は1つ1つ丁寧に描かれています。

見た目は思わず鍵盤をたたいてしまいそうなくらい、ピアノです。

そのままかぶりつく訳にはいかないので、適度な大きさにカット。断面からドライいちぢくが覗いており、羊羹というとなんとなく地味な見た目を想像しますが、おもてなしとして出しても喜ばれそうな華やかな見た目です。

ようかんといえば日本茶ですが、コーヒー・紅茶・ワイン・シャンパンなどがあうとのことなので、今回はコーヒーを用意。

食べてみると、黒糖を使ったようかんのコクがありつつもすっきりした上品な甘さを感じます。ドライいちぢくのプチプチとした独特の食感もよく、ワインに一晩ひたしてあるため、お酒臭くはないのですが、華やかな香りを感じました。鍵盤部分は原材料名から考えると牛乳が使ってありそうですが、ミルクっぽさはなく、アッサリした仕上がり。しっとりしたタイプではなく固めの羊羹で食べ応えがあるので、薄めに切ってもよさそうです。

羊羹自体の甘さはそこまでなのですが、中にごろごろ入っているドライいちぢくの甘みは強め。ブラックコーヒーやワイン・ウイスキーといったお酒のアテにドライフルーツを食べるのが好きな人は違和感なく食べられます。

食感などは羊羹のそれなのですが、洋菓子っぽい雰囲気もあり、黒糖のコクのある甘さが確かにコーヒーとよく合っていました。

なお、ジャズ羊羹は税込2160円で、ネットショップから購入可能。青い星空のように美麗な和菓子「天の川」が1本税込864円だったことを思うとやや高めの値段設定に感じますが、ふんだんにドライいちぢくが入っており、ここでしか味わえない和洋折衷のお菓子になっているので、お茶請けやお酒のつまみを探している人なら一度試す価値はあります。

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in 試食, Posted by darkhorse_log
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