チョコレートと羊羹を融合させたバレンタイン限定のとらや「羊羹 au ショコラ」を食べてみました
羊羹はもともと羊の肉を煮たスープだったのを、日本で肉の代わりに小豆を使うようになったのが始まりだと言われています。そんな羊羹にチョコレートの要素を加えたのがとらやパリ店限定の「羊羹 au ショコラ」ですが、バレンタインの期間限定で日本のとらやでも扱われています。2015年は羊年だしバレンタインも近いし、ということで、実際に購入してどんな食べ物なのか確かめてみました。
とらやブログ: バレンタインデー『羊羹 au ショコラ』のご案内
http://toraya-group.blogspot.jp/2015/01/au.html
これがとらやで購入した「羊羹 au ショコラ」。虎柄の黒い包装紙で個別包装されていました。
羊羹 au ショコラは期間限定・数量限定・店舗限定で、今回は京都高島屋で購入。お店の人に聞いたところ、1日限定50個なのですが、事前予約が多く、京都高島屋の場合は予約なしの販売だと1日10個程度しかお店に出ないとのこと。高島屋では2月8日から販売されているのですが、8日は10時に開店してすぐに売り切れてしまったそうです。なお、賞味期限は購入してから製造から14日となっています。
包装紙を開けると「虎」マークのついた箱が現れました。
箱の大きさはこのくらい。
パカリ。中には羊羹 au ショコラの説明書とくしが入っていました。
羊羹 au ショコラはもともと、とらやパリ店で販売されている限定商品。「ビターチョコレートとラム酒を加えた羊羹に、グラニュー糖をまぶした一口サイズのお菓子」となっています。
羊羹 au ショコラは全部で9個入り。
表面のグラニュー糖はかなりキメ細かなもの。
1粒1粒は指先でつまめるくらいのサイズです。「ショコラ」とあったので、生チョコっぽい感じを思い浮かべていたのですが、手で持ってみると表面はやや固く、溶けそうな雰囲気はありませんでした。
カットしてみるとこんな感じ。やや粒子感がある断面になっており、見た目も生チョコよりも羊羹に近いです。
食べてみると、まずシャリシャリとした表面にまぶしてあるグラニュー糖の食感、続いて小豆の味を感じます。メインは羊羹なのですが、小豆を追う形でビターチョコレートの香りが口に広がり、羊羹なのに「口溶け」という表現を使いたくなるほどの柔らかさ。ラム酒の香りは主張が強すぎず弱すぎず、ふんわりと香る程度です。非常に繊細に仕上がっており、どの要素も突出することなく絶妙に絡み合っていて、羊羹好きにとってみたら「邪道」となるのかもしれないのですが、普段あまり羊羹を食べることがない人でもおいしく食べられるようになっています。
羊羹には日本茶、という組み合わせが王道ですが、羊羹 au ショコラは「洋」の要素も強いのでコーヒーがよく合います。
とらやの羊羹には紅茶を使ったものもありますが、それよりも「羊羹」っぽさというか和の要素は強いので、どの年代の人でも食べられそうな仕上がり。コッテリしたチョコレートが苦手な人はもちろんのこと、チョコレートばかりのバレンタインは飽きたという人も購入する価値アリと言えます。
なお、羊羹 au ショコラは税込1512円で、販売期間・販売店は以下の通りです。
2月8日(日)~2月14日(土)
赤坂本店・TORAYA TOKYO・東京ミッドタウン店・銀座店・帝国ホテル店・日本橋店・銀座三越・池袋東武・柏髙島屋・大宮そごう・新宿小田急・渋谷東急東横・渋谷東急本店・京都一条店・京都髙島屋・名古屋名鉄・名古屋三越・名古屋髙島屋
2月9日(月)~2月14日(土)
岩田屋
2月10日(火)~2月14日(土)
船橋東武
2月11日(水)~2月14日(土)
浦和伊勢丹・大宮髙島屋・二子玉川髙島屋S・C、たまプラーザ東急
2月12日(木)~2月14日(土)
新宿伊勢丹・町田小田急
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