取材

無料ではんだづけなど工作し放題の「はんだづけカフェ」に行ってきました


黒猫専門カフェ50年の歴史がある銭湯をリノベーションしたカフェなど、ただ飲食を行うだけではない、コンセプトを持ったカフェはいろいろ存在しますが、秋葉原駅の近くにある無料ではんだづけし放題の場所が「はんだづけカフェ」です。はんだづけだけでなく、いろいろ工作もできるスペースになっているとのことなので、実際に行って工作してみました。

はんだづけカフェ
http://handazukecafe.com/

はんだづけカフェの住所は東京都千代田区外神田6丁目11-14、東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分、JR秋葉原駅電気街口からは徒歩8分の距離です。


これがはんだづけカフェの入っている建物。もともと中学校だった建物をリニューアルさせているようです。


映画祭や展示会なども行われている様子。


中はこんな感じ。学校だった面影が残っています。


水道などはかなり懐かしい感じです。


もともとは配布用のプリントなどが入れられていたのであろう棚にはチラシがたくさん入っていました。


はんだづけカフェに向かうため、階段をのぼります。


3階に到着。


はんだづけカフェのオープン時間は平日が18時から20時30分、土日祝が13時から18時で、火曜日と木曜日はお休みです。向かったのは平日だったのですが、17時45分ごろに到着したので、まだ室内は電気が消えた状態でした。


はんだづけカフェの隣にはPepperの開発を体験できるAldebaran Atelier Akihabara with Softbankがあり、人々がPepperに囲まれているという不思議な光景が広がっていました。


時間になりはんだづけカフェがオープン。


はんだづけカフェを利用するには名前を記帳し、会員カードをもらう必要があります。はんだづけカフェは無料で自由に使えるのですが「ケガとゴミは自分持ち」「道具は大切に」「やったり考えたりしてから周りに聞こう」「わかる人は助けてあげよう」「店員さんは困らせない」という5つの約束があるので、しっかり守りましょう。


カフェの入り口にはガチャポンが置いてありました。


ここには1カプセルに13種類のはんだが入っている「利きはんだセット」なるものがありました。これはメーカーの異なるはんだをランダムに試していって使い心地などを確かめることが可能というもの。


中には、コの字型にテーブルが配置されていました。


壁際には棚が設置してあり、雑誌や工具などが並べてあります。なお、工具はシールで色分けしてあり、自由に使えるものもあればスタッフに声かけする必要があることもあるので、注意しましょう。


ステーション型ハンダごて。基本的に無鉛はんだを使用する形ですが、含鉛はんだも置いてあるので、含鉛はんだを使う場合はその旨を店員に伝えればOKです。


バッテリー式のコードレスはんだゴテも置いてありました。


ハンダごての他には、1.5~18V(2A)までの可変電圧設定ができる電源実験用直流電源や、デジタルマルチメータ。


はんだづけの際に便利なクリップ付きの大型ルーペ。


さまざまなシリーズ本が用意されているので、はんだづけを行うだけでなく勉強もできるようになっています。


はんだづけができない子どもでも楽しめるペーパークラフトも用意。


3DプリンターのMakerBot Replicator2や……


MakerBotのCupcake CNCも置いてありました。


小型カッティングマシンCraft ROBOもありました。データを持ち込むとその通りに型を切り出してくれます。


ブロワー


電動ドリルには「私物」というシールが貼ってありました。


なぞの浮輪も発見。


リフローオーブンもアリ。Wi-Fiも使えるので、はんだづけを行うだけでなく、宿題をやったり仕事をしたりしてもOKとのこと。


入り口の棚には……


はんだづけカフェオリジナルの「ピカピカどうぶつバッジ」なるものも飾ってありました。これは1つ500円。基本的にはんだづけカフェは工作パーツなどを持ち込みして作業を行うのですが、「ピカピカどうぶつバッジ」はんだやマスキングテープもついてくるので、手ぶらでやってきてはんだづけを行うことも可能というわけです。


ということで、はんだづけ無経験かつ最後の工作は小学校の自由研究という初心者なので、今回は「ピカピカどうぶつバッジ」を作ってみます。


はんだと工作パーツをもらいました。


工具箱はこんな感じ。ペンチやらドライバーやらいろいろ入っています。


はんだごても準備。


はんだづけカフェの基本は「やったり考えたりしてから周りに聞こう」ということなので、借りた説明書に従ってあとは自力で作業していきます。


工作キットの中身はこんな感じ。


バッジはにゃんこの形。


背面。


まずはマスキングテープでぺたりと本体と電池ホルダーを板に貼り付けます。


おそるおそるはんだづけしていきます。やたらとにゃんこプレートが焦げ付いてきました。


電池ホルダーをはんだ付けしたところでLEDライトの足をにゃんこの前面から通します。


これもはんだづけしていきます。


最後にペンチで足をカットすれば終了……なのですが、ここで「アレ?電池が入らない……」ということが発覚。ただホルダーをはんだづけする、それだけの作業なのに、ホルダーを上下逆につけていたのでした……。


ということでもういちどはんだゴテで熱してパーツを剥がします。


パカッ。


そして再度はんだづけを終えたころには、にゃんこのプレートは満身創痍になっていました。


しかし、電池を入れ、安全ピンをくっつけたら……


ピカーッとライトが光りました。シンプルな作業ですが、完成した時には超初心者であっても物作りの楽しみを実感できます。


なお、カフェという名前なのですがはんだづけカフェにカフェメニューはなく、飲み物は自分で用意する必要があります。建物には地下と2階に自販機があるほか、1階には食事できるカフェもあるとのこと。室内にはパインあめだけ置いてありました。


そうこう作業していると、人が徐々に増えてきました。


つまり、はんだづけカフェは「カフェ」という名の「電子工作のための道具や場所をシェアすることができるオープン・スペース」となっており、実際に自分で持ち込んだものを使って本格的な作業をしている人もいました。おしゃべりして同じ趣味の人を見つけたり、新しい世界に飛び込んでみたりと、コミュニケーションの場にもなっているわけです。


Arduinoワークショップアウトレットセールも開催されているように、ワークショップやイベントの企画、スペースのレンタルも可能で、将来的にはレーザーカッターの導入なども考えられているとのこと。臨時休業などもあるので、営業日をはんだづけカフェ公式ページのカレンダーで確認してからカフェに向かうのがベターです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
小型モジュールをどんどん連結し誰でもすぐ演奏しまくれるアナログシンセ「little Bits Synth Kit」 - GIGAZINE

小型モジュールをつなげるだけですぐ完成するlittle Bits工作キットシリーズでいろいろ作りまくってみました - GIGAZINE

NASA共同開発の解説書で「科学」を体感できるモジュール回路工作キット「littleBits Space Kit」レビュー - GIGAZINE

好みのモジュールを組み合わせて自作するGoogleスマホ「Ara」の最新動画が公開されパーツの固定方法などが明らかに - GIGAZINE

ボタン大に全部入る驚愕のウェアラブルモジュール「Curie」をIntelがリリース - GIGAZINE

「ニンテンドー3DS」のCPUを硫酸を使って分解してみるとこうなる - GIGAZINE

SONYのプロ用ヘッドフォンのケーブルを交換して音質向上を図ってみたレポ - GIGAZINE

フリーズして動かなくなったMacBook Proをオーブンで焼いて復活 - GIGAZINE

in 取材,   ハードウェア, Posted by logq_fa

You can read the machine translated English article here.