2015年02月13日 20時00分デザイン

本のように持ち運べてどこでもイスやテーブルに展開できるマルチな家具「BOOKNITURE」

立体図形を隙間なく並べたハニカム構造と伝統的な製本技術を融合させ、普段は本のようにカバンに入れたり本棚にしまったりできるのに、本を360度に開くとテーブルやイスに変身してしまうというデザイン性と機能性の両方を備えた新しいタイプの家具が「BOOKNITURE」です。

BOOKNITURE- Furniture Hidden in a Book by MIKE/PLATEAUS — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1985945130/bookniture-furniture-hidden-in-a-book

実際にBOOKNITUREを使っている様子などは以下のムービーから確認可能です。

BOOKNITUREは本のような形で収納できて、変形できるタイプの家具。

本棚に並べると到底家具には見えません。

しかし、本はアコーディオンのように広がっていき、最終的には360度ぐるっと広がることで「家具」に変形するわけです。

近づいてみると、こんな感じ。立体図形を隙間なく並べたハニカム構造と、伝統的な製本技術を組み合わせることでアイテムを作っています。

小さめのテーブルとして使ったり……

読書スポットとして利用。

ベッドサイドのテーブルにも変身します。

2個重ねて作業机としても使用可能です。

かさばらないので、カバンの中に入れて……

ピクニックなどに持って行くとかなり便利。このほか、BOOKNITUREを2個並べた上に板を載せたらベンチに、さらにそれを積み上げて本棚に、と使い方は多岐に渡ります。

BOOKNITUREは「フィールド・ブラウン」と……

「レザー・ブラック」の2種類。

手に持つとこんな感じ。

BOOKNITUREは本体と、上に載せるフェルトトップの2つのパーツでできており、フィールド・ブラウン、レザー・ブラックの2つの上にフェルトトップを載せると以下のような感じになります。フェルトトップの色はライトグレーとダークグレーの2色。

本の表紙に当たる場所にはエンボス加工が施してあり、デザイン的にもおしゃれ。

実際に手作業でBOOKNITUREを作っている様子。

BOOKNITUREは製品としては完成しており、現在は大量生産のための出資を募っている最中。クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで目標額を5万ドル(約600万円)に設定していたところ、出資を募り始めて5日で目標額に到達、記事執筆現在で15万ドル(1800万円)以上の資金を集めている人気アイテムとなっています。70ドル(約8300円)以上の出資をすると、ライトグレーのフェルトトップがついたフィールド・ブラウンのBOOKNITUREを1つゲット可能で、ダークグレーのフェルトトップがついたレザー・ブラックのBOOKNITUREをゲットするには73ドル(約8700円)以上の出資が必要。出資額を増やすと付属するフェルトトップの数やもらえる本体の数を変えられるようになっており、送料は全世界に対して無料です。

出資が10万ドル(約1200万円)に到達したらフェルトトップを4色展開にし、好きな色を選べるようになる、とあったのですが、既に10万ドルは集まっているのでこれは実現するはず。

なお、締め切りは日本時間で2015年の3月18日23時41分。製品化する前の特別価格でBOOKNITUREをゲットしたい人は、以下のウェブページから出資が行えるようになっています。

BOOKNITURE- Furniture Hidden in a Book by MIKE/PLATEAUS — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1985945130/bookniture-furniture-hidden-in-a-book/description