Windowsタブレットユーザー待望の日本語版「Kindle for PC」を使ってみた

Amazonが書籍閲覧ソフト「Kindle for PC」の日本語版をリリースしました。これまではAmazon.comで購入した書籍のみ閲覧可能だった「Kindle for PC」が、日本語対応したことでAmazon.co.jpで購入した書籍の閲覧が可能になったので、急速にラインナップが増えているWindows 8.1 with Bing搭載のタブレットPC(以下、「Windowsタブレット」と表記)での電子書籍閲覧が大いに捗ることは確実です。日本語対応版Kindle for PCがどんな使い勝手なのか、Windows 7搭載PCで試してみました。

Amazon.co.jp: Kindle for PC
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3078592246

さっそく「Kindle for PC」をインストールしてみます。上記サイトにアクセスして「今すぐダウンロード」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを実行します。セキュリティ警告が出た場合は「実行」をクリック。

Amazon.co.jpのアカウント情報を入力したら、「サインイン」をクリック。

するとKindle for PCのウィンドウが起動し、すでに購入済みのKindle本がサムネイル表示されました。

読みたい本をダブルクリックすれば、クラウドから本がダウンロードされ、オフライン状態でも読めるようになります。

ダウンロードが完了すると本が自動的に起動。他の端末で読んでいた続きから表示されるのは、他のKindleアプリと同じです。

画面上のタスクバーで各種操作が可能です。見開き表示にするとこんな感じ。

もちろん、拡大・縮小も自由自在。Windowsタブレットの場合はピンチイン/アウトも使えます。

画面左右の▲アイコンをクリックしてページをめくれます。

漫画だけでなく書籍も表示できます。試しにAmazon.co.jpにある無料の「人間失格」をダウンロード。

Amazon.co.jp: 人間失格 電子書籍: 太宰 治: Kindleストア

こんな感じで表示されました。縦書きの本は横開きでは読みにくいですが、Windowsタブレットならば縦向きに使えば読みやすいはずです。

表紙、目次、好きなページに移動することも可能。

また、画面左の「目次アイコン」をクリックして目次を表示させたり……

フォントの大きさ、ページ幅、背景色を変更することも可能です。

「高橋敏也の改造バカ一台大全集 1999-2013」はデフォルトだとこんな感じですが……

フォントを小さくしてページ幅を広げて背景を黒にすると、こんな風に見た目を大きく変えられます。変更した設定は他の本の閲覧時にも引き継がれます。

なお、ダウンロードしたデータはデフォルトではマイドキュメント内の「My Kindle Content」フォルダに保存されます。保存フォルダを変更する場合は、「ツール」→「オプション」の順にクリックして……

「コンテンツ」→「フォルダを変更」の順にクリックして保存場所を変更すればOK。

日本語対応版「Kindle for PC」は、Windows PCでもKindle本をさくさく閲覧できるので、Windowsタブレットで電子書籍を閲覧するのにはもってこいのソフトウェアといえそうです。