Kindle史上最高の読書体験が可能な「Kindle Voyage」速攻ムービー&フォトレビュー
わずか約7000円で購入できる格安電子書籍リーダー「Kindle」や、1年前にリリースされた「Kindle Paperwhite 3G」などAmazonは数々の電子書籍リーダーをリリースしていますが、そんなKindle端末の中で最も優れた読書体験を提供できるという「Kindle Voyage」が11月4日(火)に発売となります。Amazonが10月29日に開催したKindle/Fire 新製品体験会にて、このKindle Voyageを実際に触ることができたので、速攻でムービー&フォトレビューしてみました。
Kindle Voyage - 至福の読書体験を追及して作りこんだ電子書籍リーダー
http://www.amazon.co.jp/dp/B00EOEZJ90/
展示ブースにて発見したこれが、Amazonが「Kindleシリーズの集大成」というKindle Voyage。
手に持ってみるとこれくらいのサイズで、実寸は縦162mm×幅115mm×薄さ7.6 mm。重量は180gなので、同サイズのタブレットなどと持ち比べてみると圧倒的軽さに驚かされます。
左右のベゼル部分にはこんな感じの点と線がついており、この部分は読書時のページめくりに使えるハードボタンになっています。ボタン下には圧力センサーが搭載されており、ボタンを押すと端末はかすかに振動してページをめくったことをユーザーに知らせてくれるので、間違えてページをめくってしまったりしてもユーザーが気づけるようになっているわけ。なお、線状のボタンを押すと「ページを進める」ことが可能で、点状のボタンは「ページを戻る」ことができるようになっており、これは左右のベゼル共に同じ機能が割り振られています。
実際に左右のベゼル部分にある感圧ボタンだけでページめくりをしている様子は以下のムービーで見られます。
「Kindle Voyage」は片手での操作も楽々 - YouTube
背面はこんな感じで中央に大きく「Amazon」のロゴがあり、背面左側には電源ボタン。
天面
底面には充電用のMicro-USBポート
左右側面には特に何もなし
Kindle VoyageはこれまでのKindleの中で最も高解像度で、画素密度は300ppiとなっています。
どれくらい高解像度になったのかを、新しくなったKindleと比較して確かめてみることに。画素密度はKindle(左)が167ppiで、Kindle Voyage(右)が300ppi。Kindleの画面がやたらと暗く感じるのは、Kindleにはバックライトが搭載されていないからです。
Kindleでマンガを読むとこんな感じ。
コマ割りの細かいマンガだと、小さなコマの中に書かれた台詞などが少し崩れてしまって読みにくい印象です。
対してKindle Voyageで同じマンガの同じページを開いてみるとこう。
同じ台詞を見比べてみると露骨に画素密度の差が現れており、Kindle Voyageならば小さな文字や細かい描写もはっきりと見られそうです。
なお、Kindle Voyageの販売価格はキャンペーン情報(広告)つきのWi-Fiモデルが2万1480円、広告なしのWi-Fiモデルが2万3480円、広告つきのWi-Fi+無料3Gモデルが2万6680円、広告なしのWi-Fi+無料3Gモデルが2万8680円となっています。
Kindle Voyage - 至福の読書体験を追及して作りこんだ電子書籍リーダー
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