15世紀ルネサンス時代の古城を改装したホテル「Schloss Gabelhofen」に泊まってみました
ヨーロッパにはお城を改装したホテルが多数あり、実際に宿泊することができます。オーストリアのサーキットレッドブル・リンクから車で10分ほどの距離にある「Schloss Gabelhofen」も古城を改装したホテルです。15世紀のルネサンスまっただ中の時期に建造されたSchloss Gabelhofenに泊まってみました。
Hotel Steiermark: Schloss Gabelhofen | Fohnsdorf | Spielberg-Zeltweg
http://www.gabelhofen.at/de/
現地時間夜7時のSchloss Gabelhofenの様子はこんな感じ。
遠くに建物の明かりが見える以外はアルプスに囲まれたひっそりした場所にホテルはあります。
Schloss Gabelhofenは1443年に建造されたとのこと。そのころ日本は室町時代なので、室町時代のお城に泊まれるというわけです。
入り口には噴水。
お城には「橋」でつながっています。
お城の左右にはとんがり帽子の建物。
うっすらと照らされる明かりを頼りに橋を渡ると……
ツタが垂れ下がる重厚な入り口に到着。
入ると開かれた門がありました。ここは入り口ではなく城門。
ホテルのロゴも雰囲気たっぷり。
慈善団体Lions Club Aichfeld Murbodenに加盟している証。
門を抜けるとさらに重厚感たっぷりのお城が登場。
城壁の内側もライトアップされていて幻想的。
ここがホテル入り口。
中に入ると巨大な木製の扉。かつての城の名残でしょうか?
ここがホテルロビー。
かなりオシャレなフロント。
たくさんのソファーを楽しめるロビー。
シャンデリアがつり下げられた屋根は……
ガラス張り
吹き抜けの壁には鹿の剥製。
大きな鏡の前にはキャンドルがともされていました。
静かなロビーはとにかく良い雰囲気。
ソファーから廊下に飾られた絵画を眺められます。
客室への階段はこんな感じ。もちろんエレベーターもありました。
階段から見たロビー
部屋へと続く廊下には赤い絨毯。
壁はお城のまんま。
部屋に入ります。
扉の内側。
姿見つきのハンガー
スタンダードツインのベッドはこんな感じ。厚めのマットレスはかなり固めでした。
ベッドの脇にはオイルヒーターがあるのでまったく寒くなくぽかぽか快適。
読書用のデスク。
机の奥にはオイルヒーター。
これは化粧用デスク。
窓はこんな感じ。
部屋の奥にはクローゼットとテレビ台を兼ねる収納。
クローゼットはたっぷりの容量。
収納箱には冷蔵庫。ミネラルウォーターの他にお約束のレッドブル。
ワインもあり。
サニタリーはこんな感じ。
洗面
トイレ
コップとシャンプーやボディソープなどのアメニティ。なお、オーストリアのホテルで使い捨ての歯ブラシが用意されていることはまずないので、旅行するときには携帯用の歯みがきセットは必須です。
鏡にはコンセント。プラグ形状はCタイプなので日本の電化製品を使うには変換アダプターが必要です。
湯船はなしのシャワールーム。
タオルかけは……
実はオイルヒーター。
早朝、ホテルの外に出てみました。
ガーデンテラスはこんな感じ。
城壁にはたくさんの穴。
どうやら銃で外敵を撃退するための穴の模様。
橋の上から見るお堀。かつては水が張られていたのでしょうか。
ホテル前には駐車スペース。
ホテル前はこんな感じ。
車の通りも少なく、とても落ち着いた場所です。
お城の周りを散歩してみました。
小道を進むと……
サッカーグラウンド。
小さな小川にかかる橋。
Schloss Gabelhofenの裏には小川が流れています。
更に進むとアルプスの麓に広大な平野と道路がありました。
Schloss Gabelhofenの周辺にめぼしい観光名所はレッドブル・リンクくらい。しかし落ち着いた雰囲気のホテルで、都会の喧噪を離れてのんびり体を休めたいときやハネムーンにぴったりのホテルと言えそうです。
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