取材

2階建て東京観光バス「スカイバス」の「皇居・銀座・丸の内コース」に乗ってみました


2階建てのバスといえばイギリスのルートマスターが有名ですが、日本でも多く見かけるようになってきた赤い2階建ての観光バスが「スカイバス」です。東京の街で見かけることが多く、一度乗ってみたかったので「皇居・銀座・丸の内コース」に搭乗してみました。

2階建て東京観光バス・スカイバス/乗り降り自由スカイホップバス/水陸両用スカイダックバス
http://www.skybus.jp/

スカイバス東京のチケットカウンターとのりばは「東京都千代田区丸の内2-5-2」で、三菱ビルの中にあります。


のりばの近くに行くと、何台か赤いバスが停車しています。


2階建てで赤いので、街中を走っていると目立つデザイン。


バスに乗る前に、三菱ビルの中にあるチケットカウンターでチケットを購入。


スカイバスを運営するのは日系の日の丸自動車興業株式会社ですが、英語が多くデザインが外資系企業っぽい雰囲気。受付も外国人の従業員が対応してくれました。


訪れた日は3つのコースが運行していました。コースは季節によって変わります。


今回は皇居・銀座・丸の内コースを選んでみました。「チケットは平日であれば予約をしなくても大概購入することができるが、土日は予約した方が良い」と従業員の人が言っていました。席は指定席になっており選んだコースは大人税込1600円、小人700円の価格設定。


さっそくバスに乗り込みます。


スカイバスは基本的に2階席のみの案内で、1階席は使用されていません。


階段を上って2階へ。車内は無料のWi-Fiを使うことが可能


席は後ろから見るとこんな感じ。


席の表面はビニールで、雨などに直接当たることがあるせいかキレイとは言えない感じ。当日雨が降っていた場合はレインコートが配られるそうです。


座席の間隔もやや狭め。


席の前にはイヤフォンジャックが付いていて、外国語での案内などが行われているのかと思いきや、今回乗ったバスではどのチャンネルも音楽が流れていました。


2階席なので、木の葉っぱが手に届きそうな場所にあります。


席から下を見下ろすとこんな感じ。


そうこうしているうちに出発の時間になりました。


赤い服を着た従業員さんが、手を振って送り出してくれました。


バスが走り始めると、まず右手に現れるのは東京駅。赤レンガ造りの丸の内口駅舎を眺めることができます。


しばらくして添乗員さんの自己紹介が始まりました。


スカイバスの添乗員さんが自己紹介をする様子は以下のムービーで確認できます。

スカイバスの添乗員さんが自己紹介をする様子 - YouTube


左手前には新丸の内ビルディングが。


左折し、皇居へ続く道を走っていきます。


赤信号などでバスが停車すると、街ゆく人々に注目され……


手を振られることも。


皇居に続く道を走ると、江戸城が見えてきました。


バスは右折し、内堀通りへ。


右手には和田倉噴水公園


しばらくすると、青い標識の下をくぐります。


手を伸ばすと標識が届きそうな距離をバスが走っていきます。危険なのでバス乗車時はシートベルトを着用が義務づけられ、立ち上がることは禁止されていました。


右手には東京消防庁が見えます。このビルは消防の問い合わせ番号にちなんで119mに設計されているとのこと。


消防庁の奥には気象庁のビルがあります。


さらに左折し、皇居の周りを走っていきます。


以下のムービーを見るとスカイバスに乗った時の視点がわかり、木々が近く、風を受けている様子がわかります。

スカイバスに乗ってで皇居の横を走っているところ - YouTube



道を走っていると、右手に東京国立近代美術館


左手に乾門が。


さらに右手にはレンガ作りの東京国立近代美術館工芸館があり、この辺は見所が満載。


続いて、道路を左折すると、イギリス大使館が。


TOKYO FMの本社ビルも見えます。この付近は半蔵門。


国立劇場も見ることができます。


しばらく走りバスが左折すると、左手には皇居の見所の1つ桜田壕が。


皇居ランを行っている人もいました。


バスは右折し、国会の正門前へ。


近づいてみるとこんな感じ。バスから降りることができないので、これ以上近づくことはできません。


しばらく走ると法務省の赤レンガ棟が。


ザ・ペニンシュラ東京も見えます。このホテルの屋上にはヘリポートがあるそうですが、ヘリコプターが止まったことはないそうです。


しばらく走り、新幹線が走る橋の下を通過。


この高さもギリギリです。


続いては銀座の街へ。添乗員さんが建物を案内しながら街の豆知識などを教えてくれるのですが、「銀ぶら」とは銀座をぶらぶらすることではないそうです。


銀座は、先ほど通った皇居近辺とは大分違った風景が広がっています。


三愛ドリームセンターの上にある広告は、日本有数の広告料の高さで、この広告が変わると景気が変わるとも言われているとのこと。


左折し、銀座の中央通りへ。


iPhoneや年始の「Lucky Bag」の発売の際に行列ができるApple Store 銀座が。2003年にできたこのお店が日本におけるApple Storeの一号店です。


蛇のデザインが特徴的なブルガリ 銀座タワーも。


ポーラ銀座ビルでは、マリメッコのカフェを期間限定オープンしていました。


しばらく進むと、再び丸の内方面へ。


右手に東京ビル TOKIAが見えてきました。


再度皇居の近くにやってきました。


東京駅も見え、発着場所に近づいてきた模様。


最後に帝国劇場や……


新丸の内ビルディングの裏通りを走り出発地点に近づいてきました。


最後に添乗員さんが歌を歌ってくれました。


スカイバスの添乗員さんが歌っている様子は以下のムービーから確認できます。

スカイバスの添乗員さんが歌を歌う様子 - YouTube


三菱ビルの横を通り……


スカイバス東京のチケットカウンターとのりばへ到着。所要時間は50分ほどでした。


スカイバスは「皇居・銀座・丸の内コース」以外にも高速道路を走る「東京タワー・レインボーブリッジコース」や水陸両用バススカイダックで走る「東京スカイツリーコース」もあるので、東京の街をまずざっと知りたい時に良さそうです。なお、希望すれば外国語のガイダンスもあるので、外国人の知り合いを観光に連れて行くときもオススメです。

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in 取材,   動画, Posted by darkhorse_log

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