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「Bitcoinのナカモトサトシ」と名指しされたドリアン・ナカモトが対マスコミ訴訟の費用をネットで募集中


「仮想通貨『Bitcoin(ビットコイン)』の生みの親である謎の人物『中本哲史(ナカモトサトシ)』に違いない!」と名指しされたために大騒動に巻き込まれたアメリカ在住のドリアン・ナカモト氏が、名指ししたNewsweekとの法的闘争を予定しているとのことで、その訴訟費用をクラウドファンディングで募集中です。

The Dorian Nakamoto Legal Defense Fund
http://www.newsweeklied.com/

ビットコイン創始者の「中本哲史」の正体は何者なのかというビットコイン最大の謎の解明運動は現在も進行中ですが、Newsweekによって中本哲史であると名指しされ、マスコミに追いかけ回されたドリアン・ナカモト氏は一躍、時の人となりました。その騒動については以下の記事で確認できます。

Bitcoin発明者「中本哲史」として取材攻勢を受けている人物は何者か? - GIGAZINE


しかし、ドリアン・ナカモト氏は「自分はビットコインの中本哲史ではない」と明言し調査が進むにつれてNewsweekの記事が誤報である疑いが強まり騒動は収束しましたが、ドリアン・ナカモト氏はなんとBitcoinコミュニティから時価2万ドル(約210万円)以上のビットコインを寄付されるという予想外の展開を見せることに。問題のNewsweek誌を手にBitcoinコミュニティに感謝の意を伝えるドリアン・ナカモト氏は、以下のムービーで確認できます。

Dorian Nakamoto - Thank you Bitcoin Community - YouTube


なお、現在もドリアン・ナカモト氏への寄付は以下のサイトで絶賛受付中で、これまでに約50BTC(記事作成時の時価にして約210万円)の寄付金をゲットしていることが分かります。

Dorian Nakamoto fundraiser
https://blockchain.info/address/1Dorian4RoXcnBv9hnQ4Y2C1an6NJ4UrjX


この寄付金に気を良くしたかどうかは定かではありませんが、ドリアン・ナカモト氏は新たに、Newsweekとの訴訟に備えるための資金を募集するサイト「http://www.newsweeklied.com/(Newsweekは嘘をついた)」を立ち上げました。クレジットカード・デビットカード経由で寄付は可能で、もちろんビットコインでも受け付けています。

The Dorian Nakamoto Legal Defense Fund
http://www.newsweeklied.com/


ドリアン・ナカモト氏は、ナカモトサトシと名指ししたNewsweekのような一般人を標的とした無謀な報道を放置すれば今後もまた同じような被害者を生む可能性があるとして、記事を掲載したNewsweekに責任があることを明確にするために訴訟を起こす必要があると考えており、集まった資金は高額になると予想される訴訟費用に充てられる予定です。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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