ハードウェア

全てのスマホ依存症に送る充電不要の画期的新デバイス「noPhone」


スマートフォンの爆発的普及に伴い、他人と一緒に過ごしているときでも常にスマートフォンをチェックしたり、充電がなくなるとパニックに陥ったりするスマートフォン依存症という新しいタイプの依存症が確認されています。とにかくスマートフォンが身の回りにないとソワソワして落ち着かないというスマートフォン依存症を少しでも和らげるために開発された新しいデバイスが「noPhone」です。

noPhone. A technology-free alternative to constant hand-to-phone contact.
http://www.nophone.eu/

こちらがnoPhone。noPhoneは、一見iPhoneのようにも見えますが、中身は全く別の代物。というか、デバイス内部にCPUやカメラといったものは一切搭載されていません。


noPhoneは「とにかくスマートフォンが近くにないとパニックになってしまう人」向けに開発された、スマートフォンっぽい置物のようなもの。バッテリーも不要で、防水防塵仕様。さらには、手間のかかるソフトウェアアップデートをする必要は永遠にありません。


背面はこんな感じでnoPhoneの文字がプリントされています。


手持ちのスマートフォンを絶対に見られないような状況で、目の届く範囲にnoPhoneを置いたり、手で握ったりすれば、ソワソワした気持ちを落ち着かせられるというわけです。


スマートフォンの存在を常に感じていたいという重度のスマートフォン依存症の人向けに考えられたというnoPhoneは、発売にこそ至ってはいないものの、スマートフォン依存症を軽減するのに役立つデバイスとして注目が集まります。スマートフォンが見つからなくてパニックになってしまっても、noPhoneをギュッと握りしめれば、ある程度不安を取り除けるのかもしれません。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
中国がインターネット中毒を「病気」として扱うことに決定 - GIGAZINE

電気ショックでFacebook中毒を克服できるハードウェア「Pavlov Poke」 - GIGAZINE

アメリカの学生たちの多くがインターネットを取り上げられると苦しむ依存症の状態にあることが判明 - GIGAZINE

「ゲーム依存症の理由は特別な精神状態に陥ること」と心理学者が指摘 - GIGAZINE

テレビゲームやソーシャルゲームなどがいかに人間に良い影響を与えるのかを図解 - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.