中国がインターネット中毒を「病気」として扱うことに決定
3日連続でネットゲームをして死亡した男性がいたり、オンラインゲームを1日3時間以上すると減点すると発表したり、かなりすごいことになっている中国のネット中毒事情ですが、ついに正式に「病気」であり、「精神疾患」であると定義したそうです。
どのような症状を呈すると病気のネット中毒ということになってしまうのか、その詳細は以下から。
China defines Internet addiction | ITworld
病気に分類されるネット中毒の症状は以下のような感じです。
・1日6時間以上ネットに接続している
・不眠
・集中力がとぎれやすい
・ネットにとにかく接続したがる
・ネットに接続していないとイライラする
・ネットに接続していないと精神的あるいは肉体的苦痛を感じる
これらすべてにあてはまると「病気」ということのようです。
中国では既に2005年からこのネット中毒が社会問題化しており、さらにこれらネット中毒患者を社会復帰させるための施設(麻薬中毒患者を社会復帰させるようなアレ)を作ることも計画しているとのこと。
なお、中国には2億5300万人のネットユーザーが存在し、そのうちの約1割ほどが中程度の中毒症状で、これらの7割は年齢の若い人々だそうです。
日本でもそのうちネット中毒が精神病として認定されるのでしょうか、あるいは依存症の延長線上になるのでしょうか……?
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