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呪われたゲーム「ポケットモンスターブラック」の恐ろしいエンディングとは?

By Ernest

ポケットモンスターシリーズ」は1996年にゲームボーイ用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されてからというもの、日本だけではなく世界中で大ヒットし多くのファンに支えられています。これほどまでに人気を博した作品について回るのが、本当かうそかわからない都市伝説。ポケットモンスターシリーズにはファンの間でささやかれる都市伝説が数多く存在し、その中でも海外で特に有名なものが「ポケットモンスターブラック」です。

Super creepy Pokémon hack - Tiny Cartridge 3DS - Nintendo 3DS, DS, Wii U, and PS Vita News, Media, Comics, & Retro Junk
http://tinycartridge.com/post/866743831/super-creepy-pokemon-hack

The 'true' story of a Pokémon game that turns you into a murderer | Polygon
http://www.polygon.com/2014/8/22/6053213/pokemon-black-creepypasta

ゲームに関するさまざまな面白い情報を発信するTiny CartridgeのEric Caoili氏によると、都市伝説となっているポケットモンスターブラックは掲示板4chanのユーザーがフリーマーケットで購入したもので、カートリッジは真っ黒だったとのこと。ポケットモンスターブラックを購入したとするユーザーは引っ越した際にカートリッジを紛失したので、画像をアップロードできないことを謝りつつ、ゲームの内容について詳細を語っていました。


ポケットモンスターブラックは、初代ポケットモンスターの赤・緑と全く一緒でマサラタウンから物語が始まります。オーキド博士に連れられて研究所に行くと、通常ではポケモン「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」の3匹から1匹を選んで冒険が始まるのですが、ポケットモンスターブラックでは通常ではあり得なかった4匹目のポケモン「ゴースト」を選択できるそうです。

入手時のゴーストのレベルは1で、シオンタウンで登場する「ゆうれい」と全く同じ外見とのこと。ゴーストが使用できるのは「のろい」というわざ1つのみ。「のろい」が初代ポケットモンスターでは存在しないわざであったため、フリーマーケットで購入したというユーザーは、ポケットモンスターブラックがハッキングされたものではないか、と推測しました。


ゴーストを手にした状態で敵とバトルになると、敵のポケモンは「怖すぎて攻撃できません」と表示され、何もできなくなるそうです。ユーザーがゴーストの「のろい」を発動すると、画面が暗転しポケモンの鳴き声が通常より低い音程で再生され、その後にバトル画面が表示されると敵のポケモンは消え去っているとのこと。

ジムリーダーとの戦闘で「のろい」を使うと、先と同じように画面が暗転し明るくなると、ジムリーダーの所有するポケモンボールが1つなくなり、戦闘終了後にはジムリーダーがいた場所に墓標が1つ建っているという恐ろしい演出が発生。


「のろい」のみでゲームを進めたユーザーには、四天王を倒しエンディングが流れたところで新展開が待っていました。

通常通り殿堂入りポケモンの紹介が行われたあと、「それから時はたち……」と表示され、ポケモンタワーで1人の老人が墓標を見つめているシーンが映し出されます。老人は通常よりも半分以下の移動スピードで、所持しているポケモンはゼロ。老人がいるのは「人やポケモンが全て消えて、残っているのは多数の墓標のみ」という世界。

By Tim Redpath

冒険が始まった主人公の家に戻ると画面が暗転し、「のろい」で倒したきたポケモンが現われては消え、その後に「のろい」で撃破してきたジムリーダーたちが表示されては消えていく演出が発生。BGMはシオンタウンで流れていたものが、通常の半分のスピードで延々とループしているとのこと。

その後は、ゴーストとの戦いになり、操作している老人こそが主人公であることに気づきます。老人が使用できるのは何もできない「もがく」というコマンドのみで、HPがゼロに近くなるとゴーストが「のろい」を使用。のろいをかけられた後は画面が再び暗転し、どのボタンを押しても反応しない状態になり、電源を入れ直すと、セーブデータが消去されていたそうです。

ポケットモンスターブラックをプレイしたことがある、という情報はインターネット上で多数確認できますが、本当かうそかは全く判断できず、都市伝説とされています。海外では他にも「シオンタウン症候群」というポケモンの都市伝説がインターネット上で噂されています。


シオンタウン症候群とは、「ポケットモンスター 赤・緑」の発売後に日本で子どもの死亡事故が増え、死亡した子どもたちがプレイしていたポケモンを調べると、全員がシオンタウンで止まっていたというもの。日本ではあまり知られていないようですが、アメリカのポケモンファンの間ではミステリーとして気味悪がられているそうです。

「ポケットモンスターブラック」は少し恐ろしいストーリーになっていますが、もし存在するのであれば、ゲーマーならずともプレイ意欲をかき立てられます。なお、記事に登場する「ポケットモンスターブラック」は、2010年9月28日に発売された「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」とは一切関係ありません。

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in ゲーム, Posted by darkhorse_log

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