「夏でなく冬がオススメ」と店員が豪語するだるまや餅菓子店のかき氷とは?
かき氷は夏の風物詩として親しまれており、夏に売上げが大幅に伸びる食べ物ですが、夏は気温が高く、湿気があるためすぐ溶けてしまうので柔らかな食感が楽しみにくいのも事実。十条銀座商店街にある「だるまや餅菓子店」は氷の食感にこだわり、抹茶などの様々なかき氷が楽しめるお店。「夏ではなく冬に食べてほしい」というほど氷の食感にこだわりがあるそうですが、やはり暑い中かき氷を食べたかったのでお店に行ってみました。
お知らせ - だるまや餅菓子店
http://www.jujo-darumaya.com/
だるまや餅菓子店の住所は「東京都北区十条仲原1丁目3−6」で十条銀座商店街にあります。
JR埼京線の十条駅に到着。
駅のロータリーからは、商店街が見えます。
十条銀座商店街は十条駅から見える距離で、歩いて1分ほど。
商店街には屋根がついており、雨の日の買い物もラクチン。
商店街には200店舗ほどのお店が加盟しており、モスバーガーのようなチェーン店も進出していました。
5分ほど商店街を歩くと、行列ができているだるまや餅菓子店に到着。夏の土日は整理券を配ることもあり、平日でも店外には行列ができるそうです。
行列に並んでみます。
もともとは餅菓子店ではありますが、夏はかき氷がメインのお店で、餅菓子は種類が少なめでした。
待つこと1時間ほどで店内へ。お店はいかにも商店街にある甘味処っぽい雰囲気です。
かき氷のてぬぐいが飾られていました。
メニューは抹茶をはじめとし、マスカルポーネ・緑(あお)みかんなど変わったメニューも用意されています。今回は「抹茶ミルク宇治金時(税込980円)」を注文。
使っている氷は一部天然氷で、基本的には純氷を使っているそうです。
お店は満席状態なので、店員さんがひっきりなしに氷をかいています。訪れた当日は「今日は暑くて湿気が強いので、いい氷をかくのが難しい。昨日の天候は最高だったんだんだけどね」と正直に話してくれました。
店内が混み合っており、待つこと20分ほどでかき氷が到着。
iPhone 5と高さを比べるとこんな感じ。
氷は薄く削られており、見た目もキレイ。
抹茶は鮮やかな緑色で、京都から取り寄せたものを使っているとのこと。
ミルクと小豆もたっぷりと載っていました。
抹茶のパウダーもかかっていました。こだわりの氷の状態がいいうちに食べてみます。
薄く削られた氷は、口の中ですぐに溶け、独特の舌触り。抹茶は渋みや旨味が強すぎることもなく、ミルクとの相性も抜群です。ただ、外側の氷は暑いのですぐに溶け始めていました。
北海道産の小豆を使った金時は、甘さが控えめで抹茶との相性が抜群。
抹茶・ミルク・小豆と一緒に合わせて食べてもどれかの味が突出することもなく、絶妙のバランスでした。
しばらく食べ進むと、氷の結晶のような部分が出現。
こういった部分の食感が絶妙。薄い氷は口の中で冷たくほろりと溶け、氷を削る技術の高さが感じられました。
夏は氷の溶けるスピードが非常に早く、絶妙な食感が楽しめる部分はやや少なめ。「かき氷はゲレンデの雪と同じで空気が乾いて寒い冬のほうが状態が良く、気温が上がる春から夏にかけて状態が悪くなる。できれば冬に食べにきてほしい」という店員さんのこだわりも納得できます。
最後は抹茶ミルクになってしまいました。
だるまやは火曜日が定休日で10時から18時半までの営業。夏の間はかき氷を求めるお客さんの行列が伸びまくることもあるので、夏の暑い日に並ぶのはちょっと……という場合には店員さんのオススメ通りに冬に訪れてもOKです。
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