手のひらサイズの世界最小超高速スキャナー「PocketScan」は書類・画像など何でもスキャン可能
一般的なポータブルスキャナーは書類の横幅に合わせたサイズで作られているので、どうしても細長くなりがちです。しかしながら、「PocketScan」は手のひらに収まるくらいの大きさを実現し、書類や画像といった素材を何でもスキャンして、タブレットやPCなどに表示して編集まで可能になっています。
PocketScan - World's Smallest and Smartest Wireless Scanner
http://dacuda.com/pocketscan/
PocketScan by Dacuda — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1776222658/pocketscan
PocketScanがどういった製品かは下記のムービーから確認可能です。
こちらがPocketScanで、大きさは5×9.5×2.7cmです。
PocketScanの使い方はとてもシンプル。電源ボタンを押して、書類を左から右へなぞるようにスキャンするだけで……
あらゆるデバイスに表示してくれます。
400dpiでスキャンできるPocketScanは写真もスキャン可能。
気に入った写真をスキャンして、手持ちのデバイスにすぐに画像として取り込むことができます。
下記の画像は、左側が写真をカメラで撮影したもの、右側がPocketScanで読み込んだものです。PocketScanでスキャンした画像のほうが高画質で色もはっきりしているのがわかります。
PocketScanはユーザーによっていろんな活用法があります。例えば、レシピ本をスキャンして……
タブレットに表示させて、メモを追加したら自分のオリジナルレシピの完成。
書類をスキャンしてMicrosoft Wordで編集することも可能です。
また、スキャンした書類をMicrosoft Excelで編集できます。
PocketScanは一度の充電で、約400枚の書類をスキャン可能とのこと。
また、海外旅行などでレストランに入ったとき、メニューが現地の言葉で書かれていてわからないことがありますが……
PocketScanでメニューを読み込みGoogle翻訳を使えば、メニューが一体なんなのか、調べることも可能というわけ。
手紙やメモといった手書きのものも……
スキャンしてEvernoteに保存できてしまいます。PocketOfficeはWindowsやMacのプラットフォームに対応したデバイスならどんなものでも使用可能。また、SNSに対応しているので、スキャンした書類や画像をすぐに共有できます。
書類や画像だけでなく、触れるモノならなんでもスキャンできてしまうのも、手のひらサイズのPocketScanだからなせる技です。
PocketScanはクラウドファンディングのKickstarterで出資を募集中で、目標額の5万ドル(約500万円)をすでに突破しており製品化はほぼ確実。99ドル(約9900円)の出資でPocketScan1台と、Windows/Mac/iPad向けのソフトウェアをゲット可能です。日本への配送料は10ドル(約1000円)で、出資締切日は7月16日(水)21時41分となっています。
PocketScan by Dacuda — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1776222658/pocketscan
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