レビュー

全108色のホルベイン透明水彩を少量ずつシートにのせ試し塗り可能にした「透明水彩 トライアルシート」


水彩絵の具で絵を描く人にとって非常に便利なのが、全108色展開されているホルベイン透明水彩を少量ずつシートにのせた「透明水彩 トライアルシート」。108色を54色ずつ2枚のシートにまとめており、紙に何色を載せるべきかをいろいろ試し塗りしてみることが可能です。

2014/3/20【新製品】少量の絵具を試し塗り!「透明水彩 トライアルシート」を発売
http://www.holbein-works.co.jp/news/424-topics2014032001.html

「透明水彩 トライアルシート」は108色が54色ずつ2枚に分けられています。


まずは「透明水彩 トライアルシート 54colors No.1」から。


手に持ってみると、サイズ感はこれくらい。


シート右上には「HOLBEIN ARTISTS' WATERCOLORS(ホルベイン 透明水彩絵具)」の文字。


その右横にはTrial Sheet No.1と記載されています。


それぞれの絵の具の下には5mlチューブと15mlチューブの商品名(Ref.No.)、色名、耐光性記号、シリーズ名、使用顔料などが書かれています。


絵の具はこんな感じ。例えば左上の絵の具は5mlチューブの商品名がW010、15mlチューブの商品名がW210で、色名はCrimson Lake、耐光性記号は***(堅牢な色)、Aシリーズ、使用顔料はPR177・PR122・PV19です。


左から右へいくにつれて暖色→寒色に絵の具が変化していきます。


絵の具を横から見ると少し盛り上がっていました。


そしてこれが「透明水彩 トライアルシート 54colors No.2」


シート上部はTrial Sheet No.2の記載。


これもNo.1と同じく左から右へいくにつれて寒色→暖色へと変化していきます。


No.1とNo.2を比べてみると一見よく似た色が並んでいますが、商品名や色名は全て別のもの。


ということで、実際に試しに使ってみます。


絵の具を少量の水で溶いて……


赤4色をスケッチブックに並べてみます。


左から「PERMANENT ALIZARIN CRIMSON」「CRIMSON LAKE」「CARMINE」「ROSE MADDER」、微妙に色が違う4色です。なお、「CRIMSON LAKE」「CARMINE」はNo.1のシートに、「PERMANENT ALIZARIN CRIMSON」「ROSE MADDER」はNo.2のシートに入っています。


シートの上に置かれている状態では色の違いが分かりにくいのですが、実際に使ってみると違いがよく分かるので、絵を描く時にどの色が適しているのかを確かめることが可能。


ホルベイン・ウェブサイトによると、価格はいずれも税抜380円です。


商品は楽天からも税込380円で購入することが可能。

【楽天市場】ホルベイン透明水彩 トライアルシート の検索結果 - (標準順 写真付き一覧):通販・インターネットショッピング
http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%80%8F%E6%98%8E%E6%B0%B4%E5%BD%A9+%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88/-/p.0



なお、この他に「ホルベイン 透明水彩 トライアルシート 新色11色」も販売されていますが、これは現在品切れ中になっています。

Amazon.co.jp: ホルベイン 透明水彩 トライアルシート 新色11色: ホビー
http://www.amazon.co.jp/dp/B00JCIEL9M


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
松崎しげるの絵を描く時に最適な「まつざきしげるいろ」の作り方 - GIGAZINE

イラストを狙った通りの印象に仕上げるポイントを300枚以上の作例を使い解説した「同人誌やイラストを短時間で美しく彩る配色アイデア100」 - GIGAZINE

センスではなく具体的に解説する「同人誌やイラストの美しいデザイン100」 - GIGAZINE

1.9mmのペン先を実現したタッチペン「Jot Script」を使ってみました - GIGAZINE

イラストや写真を投稿すると全自動でTumblrにポートフォリオが完成する「Illustfolio 2」 - GIGAZINE

音楽・コミック・アプリなどのデジタルコンテンツをリンク1つで顧客に直接販売できる「Gumroad」はこうやって使うよレビュー - GIGAZINE

in レビュー,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.