ちょっと変わった空弁の「ヨネスケのこだわり天むすカレー風味」を食べてみました

機内食が廃止されたり空港での滞在時間が短くなるなどして空港でお弁当を買って飛行機内で食べるという人が増えたことから、空港のお弁当は駅弁に倣って「空弁(そらべん)」と呼ばれるようになり、昔に比べて多種多様なメニューが販売されるようになりました。日本各地27の空港に86店舗を展開しているBLUE SKYによる「スタッフおすすめ★全国空弁ランキング」で1位に推されているのは、羽田空港限定販売の「ヨネスケのこだわり天むす」。累計売上は40万個を越えており、4月18日(金)からはカレー風味のものも新発売になっているということで、人気の天むすはどんなものなのか、買って食べてみました。

ヨネスケ氏監修『ヨネスケのこだわりカレー天むす』を新発売！日本エアポートデリカ株式会社×ヨネスケ共同開発！
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/whats_new/554_0417_0347.pdf

ヨネスケのこだわり天むす｜羽田空港｜BLUE SKY（ブルースカイ）
http://bluesky.jalux.com/hnd/detail/4560402121490.html

羽田空港の国内線ターミナルに到着。

ロビーを歩いていると空弁の看板を発見。

空弁などを取り扱うART DELIという店のようです。

お店の中央に空弁がずらり。

石垣牛を使った弁当もありました。

目当てのヨネスケのこだわり天むすカレー風味を発見。テレビのランキングでも1位を取ったようです。

購入したヨネスケのこだわり天むすカレー風味は、パッケージがカレーのような色をしており、ヨネスケがインドっぽいターバンを巻いています。

天むすはウインナー・えび・ぶた・とり・れんこんの5つが入っているようです。

パッケージに説明書きが挟まれており、5種類の天むすの説明が書かれていました。

原材料はカレー風味ごはん・天ぷら・天つゆジュレなどなど。

取り出すとこんな感じで、ビニールのパッケージに包まれています。

さらにビニールの袋から取り出すと、海苔で巻かれたカレー風味ごはんの上に小さな天ぷらが載っています。サイズは軍艦巻きのお寿司をちょっと大きくしたくらいでした。

ウインナーは子どもでも食べやすい一品とのこと。

具の下にはマヨネーズと茶色っぽい天つゆジュレが確認できます。

手に持って食べてみると、カレーの風味が口の中に広がりますが、辛味は強くなく、食べやすい仕上がり。意外に和風だしのような味の天つゆジュレとカレー風味のごはんの相性は悪くないものの、ウインナーがやや安っぽい味。マヨネーズはコクがありよく合ってはいるものの、本家の天むすと比べるとジャンクフードっぽい味な気もします。

とりはウインナーの天むす同様に、マヨネーズと天つゆジュレが使われています。

マヨネーズ・カレー・とりの天ぷらとパンチのある味の組み合わせですが、相性自体はグッド。二つ目の天むすを食べて確信しましたが、カレー風味なので、普通の天むすとは全く別のものと考えたほうが良さそうです。

ぶたは見た目ではとりとは区別が付かない作り。

ぶたにはマヨネーズは入っていませんでした。

豚とカレー風味ごはんの組み合わせがポークカレーっぽい仕上がりでグッド。マヨネーズが入らないぶん、より天つゆジュレの味が強く感じられるようになり、和風っぽい印象が強くなります。

箸休めに福神漬けを食べてみます。

レンコンなどがコリコリとした食感で、甘酸っぱい味付けがカレー風味ごはんの箸休めにピッタリ。ただし、パッケージに水分が含まれているので、移動時に食べる際はちょっと不便かもしれません。

レンコンの天むすは、見た目的にはえびの天むすとあまり変わらない感じ。

シャキシャキとした食感が心地よく、カレー風味ごはんや天つゆジュレとの相性も悪くない感じ。5つの中で食感が唯一違うので、いいアクセントになっています。

えびは天むすの中にすっぽり収まるような小ぶりなものを使用。

えびの天ぷらとカレーと天つゆジュレの組み合わせが、カレーうどんっぽい感じ。えびとマヨネーズの相性がいいのでマヨネーズが入ってもいい気がしますが、これはこれで悪くない気がします。えびの食感はプリプリとまではいかないものの、ある程度しっかり食感があります。

ヨネスケのこだわり天むすカレー風味の価格は税込669円。飛行機の中で食べるにはカレーのにおいが漂ってしまうのでやや不向きな気がしますが、旅の移動中にちょっと小腹が減った時などに良さそうです。