メモ

フィギュアスケートのペアで行う演技を1人で行うと超絶演技に変化


ロシアで初めて開催された冬季オリンピックとなった「ソチオリンピック2014」が閉幕、日本人選手の中では羽生結弦選手が金メダルを獲得したり浅田真央選手がフリープログラムで素晴らしい演技を披露したりと、フィギュアスケートで大きな話題を呼びました。

そんなフィギュアスケートには男女2人組で行う「ペア」と「アイスダンス」という競技があるのですが、これらの競技では2人で滑るからこそ可能になる高いジャンプやスパイラルなどの技が見られます。もしもこれらの技を1人で演技可能であったならばどのような写真が撮れるのでしょうか?

Without You
http://christopherhiltz.tumblr.com/

とんでもないハイジャンプ……というかもはや空を飛ぶことに成功してしまっている女性スケーター。


こちらの選手は完全に重力を無視。


ただのジャンプでは飽き足らず体を地面と水平にまで倒してしまう選手も。


上には上がいるものです。


もはや倒れているのかどうなのか。


必殺のエビぞりジャンプ。


このレベルまでくると氷上で滑る、ということにこだわりがなくなるのでしょうか?


超絶ジャンプやバランスだけでなく、いないペアの分も表現力に磨きがかかります。


あたかも腕の中にパートナーがいるかのよう。


すばらしい表現力です。


どの写真もとんでもない技を決めているように見えますが、実際にはパートナーと協力してジャンプやスピン、バランスなどを行っています。例えば以下の写真はとんでもないバランス感覚を持ったスケーターを撮影したもののように見えますが、実際にはアメリカのマリッサ・キャステリ選手とサイモン・シュナピア選手が、2013年にロンドンで行われた世界フィギュアスケート選手権で演技した際の写真を加工し、男性選手だけを消したもの。この写真のようにパートナーを写真から消すことでとんでもない演技の瞬間を収めた写真が完成していたわけです。


空中にでも浮けない限り到底不可能であろうスピンを披露しているエカテリーナ・ボブロワ選手は、アイスダンスのロシア代表選手で、彼女の消えたパートナーはドミトリー・ソロビエフ選手。


以下ムービーの5分あたりから始まる演技時に非常に近い印象。

Skate America 2012 -5/8- Ekaterina BOBROVA Dmitri SOLOVIEV - 20/10/2012 - YouTube


男性選手ではなく女性選手を消すとこんな感じになり、写真に違和感アップ。


特に男性選手が女性選手を高くリフトしたりジャンプさせたりするペアでの演技の場合、優雅な姿を見せている女性にばかり注目していて、男性たちがその演技をどのように支えているかあまりしっかり見ていなかったことに気付かされます。

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in メモ, Posted by logu_ii

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