フルカーボンの近未来型インラインスケート「Chariot Skates」
アイススケートができない夏場の練習用として登場したインラインスケートは、一部の愛好家によって通勤など近場への移動手段としても用いられていますが、そんなコミューター用途に最適化したのが近未来型のインラインスケート「Chariot Skates」。古代に使われた戦闘馬車チャリオットを思わせる大きな2つの車輪が特徴となっています。
詳細は以下。
Chariot Skates
Chariot Skates, Cool Large Wheels To Commute In The Future - Gizmo Watch
この「Chariot Skates」はオーストラリアの発明家、マイケル・ジェンキンスさんが開発しているもの。ヨーロッパを自転車で旅行しているあいだ「自転車のシートとハンドルは、スキーやスケートに比べて乗る人の自由を制限している」と感じたことにインスピレーションを得たそうです。
車輪の軸よりも下に足が来るため、重心が下がって安定しやすいとのこと。
インラインスケートと同じように操作でき、スピードも出しやすいそうです。
ブレーキはこのように手で車輪を触って行います。手袋必須。
あるいは、後ろ足の車輪を横向きにしてその抵抗で止めることもできます。普通の自転車のような機械式のハンドブレーキを装備する予定もあるそうです。
車輪が大きいため安定しやすく、階段もこのとおり。
降りることもできます。
芝生もなんとかこなせるようです。
普通の市街地での平均速度は時速15kmほど。何も無いサイクリングロードのようなところだと普通の人でも時速20kmは出るとのこと。
自転車タクシーをすり抜けていくChariot Skates。
動画はこちらから見ることができます。
Chariot Skates
テレビ出演時の動画はこちらから。
(WMV形式)New Inventors: Watch or Download Video
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