火にかけながら食べる牛すき鍋など、すき家の「あつあつ鍋メニュー」3種類を先行販売で食べてきました
吉野家が12月に販売した「うまい・やすい・ごゆっくり」がコンセプトの鍋メニューが好評を博していますが、すき家も後発で鍋を使ったメニューの「牛すき鍋定食」・「とろ~りチーズカレー鍋定食」・「野菜たっぷり牛ちり鍋定食」を一部店舗で先行販売しています。試験販売で1月24日(金)から全国のすき家で10店舗ほど、2月4日(火)からは80店舗、2月12日(水)からはさらに店舗を拡大してメニュー展開をするとのこと。いち早くメニューを食べてみたかったので、さっそくお店に行ってきました。
すき家
http://www.sukiya.jp/
すき家に到着。
店頭でも新商品をアピール。
1983年・2004年に販売した商品の復活とのこと。
さらにポスターが貼られており、牛すき鍋定食・とろ~りチーズカレー鍋定食・野菜たっぷり牛ちり鍋定食の3種類が販売されているそうです。
店頭にのぼりも掲げられていました。
席に座ると今回の鍋メニュー3品が置いてありました。さっそく注文してみます。
試験販売のメニューでややオペレーションにとまどっているせいか、待つこと15分ほで牛すき鍋定食(税込580円)・とろ~りチーズカレー鍋定食(税込650円)・野菜たっぷり牛ちり鍋定食(税込650円)が到着。
牛すき鍋定食は、漬物・鍋・ごはん・たまごのセット。
ごはんは牛丼などに比べるとやや少なめで、吉野家で提供される牛すき鍋膳のガス台よりは高さがあります。
旅館などの料理提供に使われる着火式燃料が使用されており、10分ほど火がついていました。
牛すき鍋を上から見ると、吉野家とは違い平らの鍋であることが確認できます。
牛肉は牛丼と同じくらいの量がありそうです。
鍋メニューらしく、白菜やうどんも入っています。
木綿の豆腐も入っており、汁もたくさん入っていました。
すき家の牛丼とは違い、お酒などの調味料が入ったわりしたが入った味になっており、少し高級感のある味付け。甘さや塩加減がきつすぎることはなく、牛肉・白菜・うどんなどとわりしたの相性がよく考えて作られています。
もちろん卵に絡めて、すき焼き風に食べることも可能。
ごはんと一緒に牛肉を食べていい感じ。
豆腐も煮込まれることにより、味が染みこんでグッド。ごはんは少なめですが、豆腐やうどんが入っているので量が物足りなく感じることはありません。
とろ~りチーズカレー鍋定食は、テーブルに提供された時点でかなりカレーの香りが漂ってきました。カレーで味付けがされている以外は牛すき鍋定食と中身はほぼ一緒のようです。
とろ~りチーズカレー鍋定食には、レッドチェダー・エグモント・モッツァレラの3種類のミックスチーズが別添えになっています。
食べる前に鍋に振りかけます。
振りかけてしばらくすると……
煮込まれてチーズがとろけます。
食べてみると、辛さは中辛くらいで、カレーだけでなくしょうゆなどの味が感じられますが、カレーうどんのようにかつおや昆布の出汁の味は強くは感じられませんでした。
カレーの味が強いものの、チーズが入ることでよりまろやかでコクがある味に仕上がっています。
豆腐とカレー味の相性も意外に悪くはない感じ。
カレーとうどんの相性は良く、カレーうどんのような感覚で食べられます。
野菜たっぷり牛ちり鍋定食は、おろしが付いており、具材は先ほどの二つの鍋と同じですが白菜の量が多めです。
透明感のあるスープが使われていました。
おろしとポン酢は別添えになっています。
ポン酢におろしとねぎを投入。牛肉に付けて食べてみます。
タレ自体はやや人工的な酸味が効きすぎており、もう少ししっかりとした柑橘類の味が欲しところ。タレが冷たいので、牛肉の脂が固まってしまうのが苦手な人にとっては、もう少し脂身の少ない部分を牛肉に使って欲しい気がします。
ポン酢&牛肉&白菜の相性は良く、どんどん食べられます。650円と言う値段はやや高く感じられますが、野菜を食べたい人にはいいかも。
牛すき鍋定食・とろ~りチーズカレー鍋定食・野菜たっぷり牛ちり鍋定食は全国の一部店舗で試験販売中です。すき家は2月5日現在全国に1962店舗あり、提供は限られた店舗になりますが、すきやお客様窓口室に電話すれば近隣の提供店舗も教えてもらえます。
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