取材

濃いキャラが炸裂した「アニメミライ2014」公式リポーター公開オーディション


若手アニメーターを育成するプロジェクト「アニメミライ」は今年で4年目を迎えました。今回はウルトラスーパーピクチャーズA-1 Picturesシンエイ動画スタジオよんどしいの4社が制作を担当することになっていますが、その制作がどう進められているのかを取材する公式リポーターの公開オーディションが「マチ★アソビ vol.11」の中で行われました。

アニメミライ2014公式リポーター募集 - マチ★アソビ vol.11 2013.09.28~10.14開催
http://www.machiasobi.com/events/animemirai.html

アニメミライは文化庁の若手アニメーター育成事業として行われているもので、昨年からその制作に密着する公式リポーターを選出しています。今年も候補者の中から最終的に8名の候補者が絞り込まれて、眉山山頂パゴダ広場で公開オーディションが実施されました。


司会進行は吉田尚記さんが担当。


審査員はユーフォーテーブルの近藤光さん、トリガーの大塚雅彦さん、BSフジの伊藤幸弘さん、読売テレビの諏訪道彦さんの4名。


そして、今回の公式リポーター候補がこちらの方々。


コスプレ姿で登場した1番・甘束まおさんはチェコ語で自己紹介。ヤン・シュヴァンクマイエルが好きなのでその聖地巡礼としてチェコに行き、ついに独学でチェコ語の勉強を始めたそうです。日本のアニメも好きで、チェコのアニメとの架け橋になるような表現者になることが目標だとのこと。


2番は井澤美香子さん。舞台や声の仕事、ラジオパーソナリティなどをしていて、舞台では演技だけではなくスタッフワークなどまで学んだので、多角的に取材を行い踏み込んだリポートをしたいとのこと。


3番、小新井涼さん。埼玉新聞サイタマニアのマスコット・さいたまに子の中の人で、アニメが好きだという気持ちが抑えられず発散する場所を求めていろいろな仕事をしているとのこと。また、知らないアニメがあるのが悔しく一生かけてでもアニメのことを知りたいと考えていて、毎週100本ぐらいのアニメを見ているそうです。


4番の鈴木みこさんは料理が得意。おいしいものは一人で食べるよりもみんなで食べた方が美味しいように、面白い情報もみんなで共有した方がいいと、リポーターの仕事にかける思いを語りました。


5番の諏訪ななかさんは、今回のリポーター候補の中で最年少の18歳。アニメが好きだという思いから公式リポーターに応募。「アニメ制作会社に直接取材できるなんて、こんなに楽しい仕事なんてあるでしょうか、いやない!」と反語で思いを強調。


6番はのぐちゆりさん。「業界に足を踏み入れて半年の超新人声優」とのことですが、アニメミライを見たときに、自分のリポートを見たことで2倍、いや何倍も楽しめたというようなリポートをしたいとのこと。


7番の松井桃子さんは青二プロダクション所属の声優。フリーアピールをするという話だったのでいろいろアピールポイントを書いたものの、他のリポーター候補が濃いことに衝撃を受け、自分に何ができるか考えたとのこと。その結果、リポーターに誰が受かってもきっと面白くなるけれど、キャラの濃い人ばかりだとどうなるのかを考え、5人兄弟の長女である自分がリポーターのまとめ役、お姉ちゃんになろうと考えたそうです。


8番は柳原利香さん。子どものころからアニメが大好きで、大きくなったらアニメ関係の仕事に就こうと決めており、無事、大きなお友達になれたとのこと。アニメミライは、アニメを普段見ない人にも見てもらえる機会だと思うので、アニメへの愛をぶつけて楽しいリポートをしたいなと思っていると、抱負を語りました。


各自にアピールタイムとして、自分の好きなアニメを紹介する時間が与えられました。1番・2番が「ガリレイドンナ」、3番・4番が「キルラキル」、5番・6番が「弱虫ペダル」、7番は「SuperSeisyunBrothers-超青春姉弟s-」、8番は「アイドルマスター」を紹介。みんな基本的にオタクなので話が長くなってしまい、司会の吉田さんが「もちろん俺だって語りたいけど、ハウス!」と声をかける場面も。


8人に対してTwitterで投稿された生質問をぶつけるコーナーもありました。


採用されたツイートを行ったのは、リポーターを経験のある高井舞香さん。


このオーディションをふまえて審査が行われ、17時10分から眉山山頂ステージにて結果の発表が行われることになっています。

◆結果発表
結果発表の司会は高井舞香さんと吉田尚記さん。高井さんはちょうど1年前にこのオーディションで公式リポーターに選ばれて、まとめ役を担当しました。


改めて、こちらが候補者の8名。小新井涼さんは「中の人」らしい格好に戻っています。


かなりギリギリまで審査が行われていた模様で、吉田さんらは誰が選ばれたのかを知らない状態。


そして審査員から1人ずつリポーターの発表が行われました。1人目は柳原利香さん。


「嬉しいです、本当に嬉しいです。どうしましょう、全部パーンって飛んじゃいました」「自分で履歴書を買ってきて応募した甲斐がありました。本当にありがとうございます」とリポーターに選出された喜びを語りました。


2人目は井澤美香子さん、「アニメの素晴らしさを誠実に伝えたいと思います」とのこと。


3人目、諏訪ななかさん。自分は受からないんじゃないかと思っていたとのことで、呼ばれたことに驚きながら喜び「私の素人目線からみなさんにワクワクを伝えたい」と意気込みを語りました。


そして4人目は、絶対に選ばれないだろうと思ってマイクを2本持って油断していた鈴木みこさん。実は昨晩の宿が一人だけちょっと離れた場所だったので、これはきっと外されているなと思っていたそうですが、無事選出されました。


公式サイト用の集合写真を撮影。


4人がどの制作会社のリポーターを担当するかはこれから決められるとのこと。来年の公開に向けて、これからバリバリと動いていくことになります。

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in 取材,   アニメ, Posted by logc_nt

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