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シャープが4K2KのノートPC向け15.6型IGZO液晶パネルのサンプル出荷を開始


2013年6月に業界最高水準の画素密度を実現したノートPC向けIGZO液晶パネル3タイプ(11.6型/14型/15.6型)の生産を開始したシャープですが、世界ではじめて4K2K(3840×2160)の解像度を実現した15.6型IGZO液晶パネルのサンプル出荷が9月から開始されました。

ノートPC向け15.6型 4K2K IGZO液晶パネルのサンプル出荷を開始 | ニュースリリース:シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130927-b.html



この液晶パネルは薄膜トランジスタの小型化を図ることが可能で、光の透過率を向上させるIGZO技術の採用により、ノートPC向けとして初めて4K2Kの解像度を実現。光の透過率の向上により低消費電力化が図れることに加え、静止画の表示時に液晶駆動電力を抑えるIGZOの特性との相乗効果で高い省エネ性を発揮、ノートPCのバッテリー駆動の長時間化に貢献するのとこと。また、ペン入力ができるタッチパネル対応の設計も可能です。

液晶パネルの仕様は以下のようになります。

画面サイズ:15.6型
画素数:3840×2160
画素密度:282ppi
用途:ノートPC

なお、このパネルはCEATEC JAPAN 2013 に出品され、本格的な生産は2014年2月から亀山第2工場にて開始される予定です。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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