AppleとGoogleの特許侵害裁判が再燃か
By Saad Faruque
スマートフォンの特許を巡る争いといえば、AppleがSamsungを提訴したのちに特許和解のための会談を実施するなど、一時的に軟化の流れを見せていましたが、ここにきてAppleとGoogleの争いが再燃する可能性が出てきています。
Apple's New Chance Against Google in Patent Fight? - Law Blog - WSJ
http://blogs.wsj.com/law/2013/09/11/apples-new-chance-against-google-in-patent-fight/
AppleとMotorolaの訴訟合戦では、2012年6月にシカゴ連邦控訴裁のリチャード・ボズナー判事によって「永久に締め出し」を受けたケースがありましたが、これを「行き過ぎ」として主張を行っているとのこと。
これまでも各社は、「コピー商品」による売上ダメージと販売差し止め命令を求めて争いを行ってきました。今回Appleは「タッチスクリーンを含むiPhoneの特許を不正にコピーしている」としており、対するMotorolaは「モバイルコミュニケーションにおける標準的な特許を侵害している」と主張しています。すでに泥沼化して久しいこの手の訴訟合戦ですが、今後の行方が気になるところです。
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