岡山産デニム生地だけにこだわるカナダのデニムメーカー「Naked & Famous Denim」
岡山県はデニムの聖地と言われていますが、そんな日本の生地を使っているカナダのデニムメーカーである「Naked & Famous Denim」が、どのようにジーンズを製造しているのかがわかるムービーが公開されています。
Naked & Famous Denim - The World's Most Innovative Jeans on Vimeo
しんみりとした音楽とともに手作りされるデニム。
ミシンにも年季が入っています。
きれいな色の糸が巻かれたボビンが並んでいます。
デニムを持って現われた1人の男性がデニムを立たせるように床に置くと……
なんとデニムが自立。これは32オンス(約907g)の世界一重いデニム。
カナダのデニムメーカーである「Naked & Famous Denim」のデザイナーであり幼い頃からのデニムオタクであるというBRANDON SVARCさん。
デニムはケベック州モントリオールにある製造工場で、1つ1つカナダ人によって丁寧に手作りされており、生地は岡山産のプレミアムデニム生地のみを使用。
全てがアナログという訳ではなく、型紙を描く機械も使用されています。
ウォッシュ加工や無駄な装飾は一切行わず、ジーンズ自体のクオリティに極限までこだわり抜きます。
さまざまなミシン
ミシンでの裁縫以外の多くは手作業で行われています。
熟練のデニム職人による丁寧な裁縫。
この「THERMO-CHROMiC DENiM!」は温度によって色が変わる素材でできています。
BRANDON SVARCさんがデニムに息を吹きかけると……
息のかかった部分だけ白くなりました。
スタンダードなものから変わり種まで、ラインナップは数十種類に及びます。
これだけあると迷ってしまいそう。
「JUDO JEANS」という道着の生地のように織り込まれたデニムまで。
デザイナーのBAHZAD TRINOSさんはデニムサムライと呼ばれるほどのデニムオタク。「クレイジーなジーンズを作るために努力しているけどクラシックな外観は保ち続けているよ!」と語り口からもデニム愛が伝わってきます。
お店に並んでいる時点ではジーンズは全て同じですが、履いていくことで世界に一本のジーンズになるとのことです。
世界で人気のデニムメーカーのジーンズは、デニムオタクによる細部までのこだわりが感じられるムービーとなっていました。
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