レビュー

世界最軽量・圧倒的薄さの真っ赤な「VAIO Pro 11 | red edition」レビュー


重量わずか870g、薄さ17.2mmのHaswell搭載Ultrabook、VAIO Pro 11が6月22日から発売されますが、そのVAIO Pro 11をスペックだけでなく見た目の美しさにもこだわったのが「VAIO Pro 11 | red edition」。独自の多層塗装技術で素材によっては手作業で何度も磨きあげてあり、目が覚めるような赤色の特別仕様になっているということで、実際に実機を借りて触ってみました。

VAIO red edition | “VAIO” | ソニー
http://www.sony.jp/vaio/rededition/

黒い箱に入っての到着。


箱を開けてみると、黒い布に包まれたつややかなVAIO Pro 11 | red editionが現れました。


内容物は本体、シートバッテリー、VGAアダプター、ワイヤレスルーター。


世界最軽量のVAIO Pro 11 | red editionですが、実際に重さを量ってみると871gと1kgを切る軽さ。


女性の手でも軽々と持ち上げられます。


最薄部は厚さ12.8mm。


ヒンジ側でも17.2mmという薄さです。


天面はカーボン。塗装を丁寧に重ねることで目が覚めるような赤を実現しています。これはカーボンファイバーの上に、ピンク、ピンクシルバー、赤を塗布し、第4層としてUVコーティングを施したもので、UVコーティング層は手磨きで仕上げてあるとのこと。


右側面にはイヤホンジャック、USB3.0コネクタ、HDMIコネクタが並んでいます。


左側面にはDC IN端子。LANケーブルコネクタは本体にはついていないので、有線のみの環境でPCを使う時は別売りのワイヤレスルーターをACアダプターに接続します。


ディスプレイを開いてみると、途中まではスムーズに開くのですが……


角度が90度を過ぎたあたりから手応えが生まれます。


これはディスプレーを開くと底面が持ち上がり、熱がこもらないようにヒンジ部分が設計されているから。


右から見た様子。


反対側。


裏面はこんな感じです。


SDカードスロットは裏面に発見。カバーが付いているのでホコリなどが入り込みません。


シートバッテリーを装着するための端子。


実際に起動させてみました。OSはWindows 8 Pro 64ビットとWindows 8 64ビットの2種類から選択可能で、CPUもインテル Core i7-4500U プロセッサー(1.80 GHz)とインテル Core i5-4200U プロセッサー(1.60 GHz)から選ぶことができます。SSDは256GBで、メモリーは最大4GB。


ディスプレイはツヤツヤしたトリルミナスディスプレイを採用しており、画面が暗いとちょっと写り込みがわかります。


しかし、GIGAZINEを開いてみると、白っぽい画面のためかあまり気になりませんでした。


角度を変えると急に見えにくくなるディスプレイもあるのですが、VAIO Pro 11は少し上の角度からディスプレイをのぞき込んでみても内容を確認できます。


斜め横から見るとこんな感じ。


画面は11.6型ワイドで、解像度は1920×1080のフルHD、画素密度は約190ppiと非常に精細な表示。トリルミナスディスプレイ for mobileを搭載することで高輝度・高解像度・高色域を実現し、集光バックライトを採用することで、少ない電力でも正面から見て明るく見えるようになっています。


ものすごく近づかないとドット感はほとんど分かりません。


写真も非常に鮮やかに表示されます。


レッツノートS (CF-SX1)と比較するとびっくりするほどキレイでした。


また、タッチパネルを搭載しており、マルチタッチで画面操作が可能。


パームレストはアルミニウム、キーボードベゼルはクリアコーティングの施されたモールド。


キーストロークは1.4mm。


本体は非常に薄いにも関わらず、しっかりとキーをタイプしている実感があります。


タッチパッドはシンプルに見えますが……


手前の方を押すとクリックできます。なお、タッチパッド部分にはNFCを内蔵。


キーはライトアップされるので、暗闇で使用する時もどこに何があるかが一目で分かって便利。


ヒンジ部分にはスピーカーが内蔵されています。


スピーカーは液晶面の反射を利用し、ソニー独自の高音質技術を採用することでオーディオ機器に迫るクリアなサウンドを可能にしています。


VAIO Pro 11 | red editionの駆動時間は11時間ですが、シートバッテリーを装着させると、駆動時間が23時間にまで延長されます。


装着してみるとこんな感じ。


前から見るとバッテリーを装着していることはほとんど分かりません。


シートバッテリー装着後の重量は、それでもわずか1158g。


片手で簡単に持ち上げられる軽さです。


red editionにはVAIO Pro 11の他にも、VAIO Duo 13、VAIO Pro 13、VAIO Fit 15、VAIO Fit 14にもあります。ソニーストアおよびVAIOオーナーメード取扱店で予約販売しており、発売開始は6月22日からの予定。なお、インターネットからの注文も可能で、カスタマイズによって上下しますが、VAIO Pro 11 | red editionの価格は18万5000円からです。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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